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【16】「相手の立場になる」ではなく「相手の言葉を翻訳する」

役に立ちたいと思ったら、相手をよく知ろう

  • 深澤 真紀

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2009年4月13日(月)

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 「自分がされて嫌なことをするな」「相手の気持ちになれ」とよく言われます。確かに正しいように聞こえますが、果たして本当でしょうか?

 そもそも「自分」と「相手」は違う人間で、価値観も考え方も違います。違う人間同士ですから、必ずしも「嫌なこと」が一緒だったり「気持ち」が同じだったりするわけではないのです。

 自分がされて嫌なことをしないのでもなく、相手の立場になるのでもなく、相手の気持ちを「翻訳する」ように考える方がよいのです。

正しい答えも、伝わらなければ意味がない

 「相手の立場になる」は、「外国人相手なら英語で話せばいいだろう」と思い込むことと同じです。確かに、一番通じる可能性が高い言葉は英語です。しかし、日本にいる外国人であれば、英語が通じない人もいるし、日本語が通じることもあります。

 例えば、日本の街で困っている外国人を見かけた時、英語を話せることを前提としていきなり「May I help you?」と話しかけるよりは、まず日本語が話せるかを確認して、それから英語が通じるかを確認した方がいいのです。日本にいるのですから、英語はできなくても日本語ができることもありますから。

 「翻訳する」というのは、こういうことです。

 例えば、デジタルに弱い人が「地デジと今のテレビって何が違うの?」とよく質問しますが、デジタルに強い人ほど、「電波の有効利用のためにデジタル化して」とか「16:9で高精細で双方向で」などと、聞いた相手にとってはさっぱり分からない答えをするものです。

 その答えがたとえ正しくても、相手に届いていなければ答えたことになりません。

 私は同じ質問をされたら、「古いテレビはフィルムのカメラのようなもので、地デジはデジタルカメラのようなものです。古いテレビが見られなくなるというのは、もうすぐフィルムが生産されなくなるから、カメラ自体を買い替えなければいけないというようなことですよ」と答えます。

 それでも分からない場合は「家の電話と携帯電話」に置き換えて、「地デジとは、電話線がなくなるので家の電話が使えなくなるようなもの」と説明したりします。だいたいこれで、なんとなく分かってもらえます。

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