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【18】「母女子」と「娘女子」

人間関係を家族になぞらえない方がいい

  • 深澤 真紀

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2009年4月24日(金)

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 実際に誰かの「母」であり「娘」であり「姉」であり「妹」であることとは別に、「母っぽい」女性、「娘っぽい」女性、「姉っぽい」女性、「妹っぽい」女性がいます。

 実際に母であっても母でなくても、「母っぽい」女性が「母女子」で、大人になっても「娘っぽい」女性が「娘女子」です。

「女」の現役の一段上で意見する「母女子」

 女性が「母っぽく」なる大きな理由は、「母っぽく」なることで「現役の女」ではないことをアピールしながら、一方で「現役の女が関わる問題」に口出しできるからです。

 例えば、自分があまりもてるタイプではない場合は、「△△くんはあなたのことが好きだと思う。私がここに呼んであげるから、話してあげたら」などとお節介を焼いたり。

 母女子は小学生くらいでも(下手をしたら幼稚園でも)いるものです。また、中学や高校で「○○校の母」と呼ばれる女子はよくいたものです。あだ名は「ママ」とか「おかあさん」。しっかり者で、リーダーを支える副リーダー的な存在だったりします。

 「現役の女が関わる恋愛問題」について、現役を離れながらも、「母」の目線で意見を言ったり世話をしたりすることで、現役の女や恋愛に関わることができるのです。

 そして母女子は、これらの問題について支配的に関わりたいという欲求があるのです。

 現役の女の当事者ではないというコンプレックスも抱えていながら、「現役の女よりも一段上にいる」という優越感もあり、問題に関わり、相談に乗るふりをして支配したいという欲望もあり、なかなか複雑なものです。 

 「母女子」という位置にいると、周りが「母的」な役割を期待するし、自分もその期待に応えなければならない気になってしまうので、「私ってすぐ相談を持ちかけられちゃうのよね」「頼りにされちゃって」と少し自慢に思いつつ、でもどこかでうんざりしているところもあるわけです。

 芸能界で言えばベッキーでしょうか。

コメント6件コメント/レビュー

よくぞ、言って下さいました!人間関係を家族になぞらえるのには、本当にうんざりしていました。これの原因は、個人の支配性とは別に、流動性のほとんどない農村社会での人間関係の亡霊のようなもので、社会全体の社会性が乏しいからだろうと思っています。実際のやりとりで、記事にあるような「何言ってんですか」と返すのは結構難しいかなと感じますが、次回こういうことがあれば、さらっと言ってみたい(笑)です。(2009/05/15)

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いただいたコメント

よくぞ、言って下さいました!人間関係を家族になぞらえるのには、本当にうんざりしていました。これの原因は、個人の支配性とは別に、流動性のほとんどない農村社会での人間関係の亡霊のようなもので、社会全体の社会性が乏しいからだろうと思っています。実際のやりとりで、記事にあるような「何言ってんですか」と返すのは結構難しいかなと感じますが、次回こういうことがあれば、さらっと言ってみたい(笑)です。(2009/05/15)

今回の記事……、つまりは、家族なんて必要ない、ということなのかな?と思った。「お互いが依存し合って、支配が生まれるだけ」というのが、家族関係であるなら、血縁だろうが疑似家族だろうが、同じ事なのでしょう。血縁関係がないのに、家族的な役割を演じるのは、おそらく血縁家族がうまくいってないのだろうと思います。ちなみに、夫婦は血縁はないですが「家族」ですよね。それもNGでしょうか?(2009/04/24)

数年前、私に恋人のいない鬱屈した時期を共に過ごし(とはいっても向こうの恋人はいたりいなかったりで、それを私には隠していたことが後々わかった)、私に恋人ができた途端、電話はおろかメールの返事すらくれなくなった友人のことを思いました。その後暫く経ってから「今まで私と遊んでたけど彼氏ができたからもう私とは遊んでくれないんだと思っていじけてた、鬱々と愚痴を言い合っていたかった」と謝罪され、現在は一応友人関係に戻っていますが「私はアンタの暇つぶしの相手か!?」と憤りを感じ、もう彼女をそんなに信頼できないし、もとのように睦まじい友人関係ではありません。現在も私の恋人の話題はタブーのようになっています。私は、彼女と普通に恋愛話もできるような関係を築きたいと思っていたので非常に残念です。今回のコラムを読んで、些か変則的な部分はあるものの、彼女にとって私は娘女子だったのかなあと思いました。もしかすると進行形ですかね…。だとしたら最悪。(2009/04/24)

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