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【19】上手な迷惑のかけ方、相手の迷惑の許し方

トラブルを抱え込まず、分散して処理するようにしよう

  • 深澤 真紀

バックナンバー

2009年5月11日(月)

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 先日、社会学者の上野千鶴子さんと、上野さんの著書『おひとりさまの老後』(法研)と、私の新刊『自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術』(光文社)をテーマに対談をしました。

 『おひとりさまの老後』は2007年に発売され、75万部を超えるベストセラーになりました。

 この対談の内容は5月に日経ビジネスオンラインで掲載予定です。

 この本の内容や上野さんとのお話はそこでご紹介しますが、それ以外でも私がこの本を読んで面白いと思うことがありました。

歳を取って周りに迷惑をかけるのはいけないことか?

 「どんなふうに死にたいですか?」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか。

 多くの人が「ぽっくり死にたい」「家族に迷惑をかけずに死にたい」と考えているのではないでしょうか。私もそう思っていました。

 また、PPK(ぴんぴんころり)という言葉があって、これは昨日まで元気だったのに今日になったらころりと死んでいた、というような死に方を表しています。

 しかし『おひとりさまの老後』には、「歳を取って周りに迷惑をかけることがなぜいけないのか?」と書いてありました。言われてみれば確かにそうです。

 私たちは小さい頃から、親に「よそ様には迷惑をかけないように」と言われて育てられました。そして自分が子供を育てる時も「他人に迷惑をかけないように」と気遣います。

 企業や芸能人の不祥事などでも、お詫びの言葉は「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」で始まることが多いものです。

 「人に迷惑をかけないようにする」というのは、特に日本人にとっては、重要なルールとなっているのです。

 もちろんできることであれば、他人に迷惑をかけない方がいいのです。しかし、気力や体力が落ちていたり、老人になったり、自分が弱っている時でさえ「他人に迷惑をかけない」と思うようになってしまうと、結局、他人からの迷惑も受けたくなくなってしまいます。

 「私は出産の1週間前まで仕事をしていた」とか「プロジェクトが忙しくて親の死に目にも会えなかった」とか「決算中だったので妻の手術にも立ち会えなかった」とか「過労で入院して絶対安静だったけど、病室で仕事した」などは、職場でよく聞く武勇伝です。

 これはつまり、「自分はどんなことがあっても、他人に迷惑をかけなかった」と言いたいのです。

 しかし、こういうことを自慢げに語られるのはとても困ります。

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