仕事のために、人脈は必要だと思う人も多いでしょう。
私は企画会社を経営し、編集者やコラムニストをしているからか、仕事相手に「どういう人脈を持っていますか?」とか「どうやって人脈をつくるんですか?」などと聞かれることがあります。
その答えは「人脈はないですし、つくりません」です。
「社内の人とばかり飲んでも仕方ない。社外の人と飲むようにしている」と言う人もいますが、私は酒も飲みませんので行きません。
バブル期には異業種交流会というものが流行り、今でも行われていますが私は行きませんし、「ブレスト(ブレーンストーミング)しましょう」「情報交換しましょう」「なんか面白いことやりましょう」と具体的でない誘いを受けても、行きません。
人脈づくりは相手を「使ってやろう」と思う表れ
20代の頃には私にも「人脈信仰」がありましたから、いろいろな会に顔を出すようにもしていました(「顔を出す」という表現が、もう嫌ですね、笑)。
次第に「人脈ってお互いにお互いを『使ってやろう』と思っていることで、疲れるな」と思うようになり、それからは人脈はつくらないようにしています。
趣味として、人脈をつくること自体が好きな人もいるでしょう。それはそれで構いません。また、仕事上で例えば各社の広報と知り合いになることが必要ということもあるかもしれませんが、それは人脈というよりも「仕事で必要な人間関係」です。
そもそもメンテナンスできる人間関係は限られていますから、人脈づくりに夢中になっても仕方ありません。
また、「社内より社外の人間と飲め」とか「異業種交流会に出る」のも勧められません。
それは、社外の人と飲んだり、異業種交流をしていると、外に向かっていい顔をしたくなるからです。
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