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「ネトゲ廃人」はなぜ生まれるか。ネットゲーム依存症を考える

  • 大塚葉(日経ビジネスオンライン編集委員)

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2009年5月18日(月)

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 連載「オンラインゲーム その妄想と欲望」は、40代の母親である野中アミが、オンラインゲームの中の様々な人間関係を体験する様をつづった物語である。

 物語の主人公、野中アミのモデルでもある著者の北湯口ゆかりさんに、オンラインゲームの面白さ、そして怖さについてお聞きした。

 おりしも『ネトゲ廃人』という本が発行され、ゲーム依存のためうつ病になる人、崩壊する家族などの姿を描いて、注目を浴びている(参考記事は、こちら)。

 「ネトゲ廃人」とはどんな人か、人はなぜネットゲームに依存するようになるのだろうか。

(聞き手は日経ビジネスオンライン 大塚 葉)

――北湯口さんは実際にオンラインゲームをやっておられ、そのいい面も悪い面もご存じですね。まず北湯口さんのゲーム歴を教えてください。

北湯口 それほど長くありませんが、5年ほど前からオンラインゲームを始め、その間、30タイトルくらいやりました。短いものでは1カ月、長いと1年くらい1つのゲームをやっていましたね。

――でも、最初はオンラインゲームに偏見があったとか。

北湯口 はい。連載の第1回でも書きましたが、私はインターネットが普及する前のパソコン通信も利用していたので、ネットを通じた他人とのコミニュケーション経験は、20年以上になります。

北湯口ゆかり(きたゆぐち・ゆかり)さん
フリーライター&エディター。1995年から雑誌、書籍でパソコン関連記事を執筆。ウェブコンテンツ制作も行う。旅行、育児、ビジネス分野の取材も行う。主な著書に『ママさんライタードタバタ奮闘マニュアル』(KKベストセラーズ)『これでわかるアクセス2002』(SCC)など。
(写真:山田 愼二、以下同)

 パソコンやネットに関する仕事をしている関係で、ネットで出会って友人になったり、一緒に仕事をした経験もあります。友人には、ネットで知り合って結婚した人もいます。ですからネット上のコミュニケーションが現実生活とかけ離れたものだとは、必ずしも言い切れないと思っているのです。

 ただ、私自身は最初、オンラインゲームにだけは偏見を持っていました。どんな人がやっているか分からなかったし、暗い部屋に閉じこもって密談しているようなダークなイメージがあったからです。

 でも、友人がやっているというので自分も試しに始めてみたら、以前持っていたダークなイメージと違い、面白いということが分かりました。やっているうちに、どんどん楽しくなっていったのです。今では、偏見を持っていたことを反省しています。

オンラインゲームの面白さとは?

――どんなところが、面白かったのでしょうか。

北湯口 先ほど話したように、これまで私が関わってきたネットでのコミュニケーションと、少し違う部分があるんです。

 ネットでのやり取りは、メールやチャット、掲示板にしても、文字だけのコミュニケーションです。ネットで知り合った人とは、一度でも顔を合わせればそのイメージをつかむことができますが、実際に会ったことのない人とは、書き込まれた言葉の中から、手探りでその人のイメージを探っていく…という状態でした。

コメント5件コメント/レビュー

私の「ネトゲ廃人」の定義は『複数のアカウントを使い、同じゲームの同じサーバーに複数のキャラクターを同時にログインしてプレーする(通称複アカプレー)』です。キャラクターの成長を早くしようとすると、職業の異なる2~3キャラクターを同時並行プレイするのが効果的なのですが、そうするには複数のアカウントとそれを同時にプレイする環境が必要となり、一般人には敷居が高いのです。(2009/06/10)

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私の「ネトゲ廃人」の定義は『複数のアカウントを使い、同じゲームの同じサーバーに複数のキャラクターを同時にログインしてプレーする(通称複アカプレー)』です。キャラクターの成長を早くしようとすると、職業の異なる2~3キャラクターを同時並行プレイするのが効果的なのですが、そうするには複数のアカウントとそれを同時にプレイする環境が必要となり、一般人には敷居が高いのです。(2009/06/10)

博打や酒など昔から人格や家庭を崩壊させるものは存在している。スポーツなども行きすぎれば家庭崩壊を招く。どんなことでも楽しみのあまりに行きすぎることが問題なのか、ネットゲームならではの問題なのか、ということだと思う。(2009/05/18)

ゲームによって事情は異なるでしょうが、概ね当てはまる気がします。私が現在プレイ中のゲーム(ネトゲ)は、比較的一人で進められますので「私が寝たら皆死んじゃう」な方は稀ですが、強力な物品を作れるキャラ(プレイヤー)は重宝されますし、その物品もゲーム内通貨で高値で取引されます。なので、私も明け方まで材料集め&製作ということは何度かありますね。現実とは違った、ダイレクトに頼っもらえるという面もハマってしまう要因でしょうか。文中にもありましたが、ほとんどのプレイヤーは本当に普通の方たちです。(良い意味で、ですヨ)批判や問題提起だけに偏らず、広く社会に理解され、また現在プレイ中の方にも意義のある連載になることを期待します。(2009/05/18)

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