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【最終回】日本人や若者はバカになったのか?

“日本という船”を進めるためにすべきこと

  • 深澤 真紀

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2009年6月8日(月)

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 「今の日本はダメになった」
 「日本人はバカになった」
 「今の若者はバカだ」
 つい、口にしてしまいがちな言葉です。
 しかし、こんな安易で無責任な言葉を口にするのは、意味がないのです。

大人の批判が若者を「自分はダメ」と洗脳する

 飲み会でついつい、「いやもうさ、うちの会社の若いやつ、こんなこともできないんだよ。あいつらバカで信じられない」「もう日本もダメだよね」などと話し込むと、2時間、3時間はあっという間ですが、こんなことを喋っていてもいいことは何もありません。

 この連載でも、「今は本当に嫌な世の中でしょうか?」で書いていますが、今の時代や、今自分がいる場所を否定しても、よいことなどありません。

 例えば「若者はバカだ」と言い続けていても、その若者がよくなるわけではありません。

 むしろ逆で、「自分たちはバカでダメなんだ」と、若者をダメな方にじわじわと洗脳することになるだけです。こんなことをしても、誰にもいいことはありません。

 それどころか、これからの時代を支える若者に対して、上の世代が「バカだしダメだ」と洗脳し続けているわけですから、それがどれだけよくないことか想像がつくでしょう。

 今の日本や若者が悪いのだとしたら、「どの時代の日本や若者のどこがどうよかったのか」、具体的に教えてほしいのです。

 そして、今の日本がどうすればよくなるのか、具体的な方法を教えてほしいですし、自分で何か行動を始めてほしいのです。

日本がダメだとすれば、今に始まったことじゃない

 だいたい「日本人はバカだ」と言う人たちは、自分たちも日本人でありながら自分だけは「バカ」の対象から外れているのが不思議なところです。

コメント19件コメント/レビュー

>今の時代や、今自分がいる場所を否定しても、よいことなどありません。先づ隗より始めよ。今の自民党政権、今の男性社会、今の家族主義的社会を否定してもしょうがないでしょう。>「仕方がない」というのは大事な考え方です。 今の時代や日本が大変なのは仕方がない。 みんなでこの船に乗っていくしかない。今の男女不平等、女性が仕事を続けられない社会は「仕方がない」社会を改造しようとせず、この保守的、男性社会の日本という船に乗っていくしかない。(2009/06/15)

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

>今の時代や、今自分がいる場所を否定しても、よいことなどありません。先づ隗より始めよ。今の自民党政権、今の男性社会、今の家族主義的社会を否定してもしょうがないでしょう。>「仕方がない」というのは大事な考え方です。 今の時代や日本が大変なのは仕方がない。 みんなでこの船に乗っていくしかない。今の男女不平等、女性が仕事を続けられない社会は「仕方がない」社会を改造しようとせず、この保守的、男性社会の日本という船に乗っていくしかない。(2009/06/15)

毎回楽しく読ませていただきました。私事で恐縮ですが、主人55、私41、娘19の家庭です。主人は昭和の会社人間、バブル謳歌世代の私とは‘仕事・会社・結婚・夫婦観’が180度違います。そしてゆとり世代と呼ばれる娘は今、‘この時代に割に合わない!’という家族の大反対を押し切って、医療者を目指し他県で勉強中です。私が19の時に何を考え何をして日々過し、就職、結婚したかと考えると、娘にはとても言えないほど恥ずかしい。なので娘や周りには、「努力が決して評価されない風潮の中で、男女とも自身の働きで一生生活するのが当然とし、きついのを承知でなお大勢が必要度の高い仕事を目指している今の世代は素晴らしい、未来は安心!」といつも言っています。だらけ、依存してきた自分への反省もこめて・・・。(2009/06/12)

今の若者はだめだといわれるからだめになった、、、、いえ、まったく逆です。今の大人が「今の若者は困ったもんだなあ。まっ、しょうがないか」とほっておくからだめになったのです。もっとだめ出しをして、どんどん熱血指導をすべきなのです。ところが、サヨクの競争を避けて、仲良しにする学校教育に慣れた若者がそれについて来られずに、すぐに辞める。辞められると困るから、あまりきつい指導はしない。だから、ますますだめになる。すべては競争を忌避したサヨク教育、それの集大成であるゆとり教育の結果なのです。奇しくもゆとり教育世代が新入社員になって社会に出てきました。これからが本当の正念場です。(2009/06/11)

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