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目指せ「寿司・てんぷら・牛角」

レインズインターナショナルの西山社長が語る

2011年12月16日(金)

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 逆風の焼肉をみんなで盛り上げようと、読者の皆さんからツイッター・コメントをいただきながら、そのコメントを踏まえて取材をし、関連するお題でさらにコメントをいただいて、と進めてきたこの企画も残すところあと2回になりました。

 今回、焼肉チェーン店でトップシェアの「牛角」を運営するレインズインターナショナルの西山知義社長に話を聞きました。

 ユッケ事件、セシウムによる食肉汚染、震災後の外食控えなど焼肉にとって強い逆風の中、実際の状況はどうだったのか、それをどう捉えて乗り越えようとしてきたのか、さらに今後の展開などについて語っていただきました。

立て続けに起きた問題、BSE以上の打撃に

 「3月11日に起きた震災の影響はやはり大きかったです。節電で看板が点灯できなかったり、計画停電でどの店がいつ営業できるのかできないのか、はっきり分からない状態がしばらく続きました」。

 看板に灯りがついていなければ、営業しているのかどうか外から見ても分かりません。震災直後は「焼肉に行こう」と声をかけ合うムードではなかったことも確かです。

 震災後の余震が続き、不安が広がる中、それでもできることはないか、と西山社長が考えたのは、牛角のメール会員に向けて、「元気に店を開けています」という情報を配信することだったと言います。

 これが功を奏し、客足は2週間くらいで戻ってきました。ところが、そこにユッケの食中毒事件が起こりました。

 牛角は正式メニューにしたばかりのユッケの提供を事件発生直後に中止します。

 「さくら(馬肉)ユッケをずっと出していて、3年がかりでようやく基準をクリアし、正式なユッケを出せるようになったばかりだったんです」。

レインズインターナショナルの西山知義代表取締役社長兼CEO

 追い打ちをかけるように、食肉からセシウムが検出されたというニュースが報じられます。

 これはかつてのBSE以上の打撃だったと言います。

 特定の焼肉店あるいはメニューの問題というより、牛肉という食材そのものに対する不信につながった感があり、家族連れが目に見えて減りました。

 今なお完全には回復していません。

 今回の企画で取材を進めていく中でも、家族連れがメインの顧客層となる焼肉チェーン運営会社からは「話ができる状況ではない」ということで、正式な取材を軒並み断られました。今回の逆風の強さがうかがいしれます。

全頭検査と個別トング全店導入

 「これはもう全頭検査をやるしかない、しかもいち早く取り組むことが大切」。

 セシウムの問題が発生した段階でこう考えた西山社長は卸に働きかけ、業界に先駆けて全頭検査の体制を整えます。

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「目指せ「寿司・てんぷら・牛角」」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長