• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「その順番では何が言いたいのか伝わりません!」

話を分かりやすくして結論を印象づけるロジックツリーの威力

  • 野村 絵理奈

バックナンバー

2012年1月6日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 前回は、「なぜ、日本人はロジカルシンキングが苦手なのか?」という事を、コミュニケーションの観点から解説しました。

 日本人は《あうんの呼吸》という世界一高度なコミュニケーション手段に頼る一方で、論理的で話すことを避けたり、その努力をせずに来ました。

 そこで、ロジカルが苦手な日本人でも、当てはめるだけで誰でも簡単に論理的な話し方が出来る方程式のようなものはないかと考えたのが、今回お話する、ロジカルな話し方の構成です。

 その前に現在、あなた自身はどれほどロジカルな話し方ができているか、チェックしてみましょう。

<課題>

 あなたの会社で新たなパソコンを購入することになり、A社、B社、C社から売り込みが来ています。次に挙げる条件を考慮し、最終的に購入すべきパソコンはいずれのメーカーのものか、あなたなりの結論を、理由を交えて30秒ほどで上司に報告してください。(考える時間は5分)

<条件>

(1) 価格は、A社のものはB社に比べ1万円安く、C社のものはB社に比べ2万円高い。
(2) 故障のリスクはA社製が最も高い。
(3) 性能が我が社の作業に適しているのは、A社とB社のものである。
(4) 待機電力消費率はA社、C社が高く、B社は低い。
(5) デザインや軽さの面でいえば、A社が最も良いが、実務には関係がない。
(6) 仕事上、取引があるのはB社とC社で、A社はない。

 <模範解答>は以下です。解答を見る前に、まずは自分なりの報告を組み立て、紙に書き出したうえで、どこか違うかチェックしましょう。

<模範解答>

 購入すべきはB社製であると考えます。理由は3つです。
1つめは、性能面です。我が社の実務に適した仕様であり、故障が少ないこと。
2つめは、コスト面です。価格も3社の中では平均的で、待機電力も低く抑えられること。
3つめは、我が社の取引先でもあること。
 よって、B社のものを購入すべきと考えます。

 いかがでしたか? 「B社製にすべき」との結論には達したでしょうか? また、(1)から(6)の条件のうち、いくつの要素を盛り込めていたでしょうか?

 3つ以上が「合格」、2つ以下は「あまりロジカルではない」ということになります。もちろん「B社製にすべき」との結論に達せなかった、5分でできなかった人も「要トレーニング」です。

グルーピングと省略を使って、ポイントを3つ以内に収める

 ロジカルに話すためには、その前にロジカルに考える必要があります。その方法を説明していきましょう。

 この例題のように、情報がたくさんあり、結論を導き出さないといけない場合は表を作ると、整理しやすいと思います。

 条件から取り出せる要素は「価格」「故障」「仕様」「待機電力」「デザイン・軽さ」「取引先」。そこに、A社、B社、C社の内容をそれぞれに書き入れると上記のようになります。

 この時点で「B社製品がいい」という結論が一目瞭然なのがお分かりでしょうか。

コメント21

「必ず部下がついてくる「話し方」革命」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

本当の問題は労務費ではありません。 熟練技能を持つ職人さんが 少なくなっていることです。

押味 至一 鹿島社長