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机上で「常識」は超えられない

(第2回)自分なりの「アイデアの探し場所」や「試作の方法」を見つけよう

  • 三谷 宏治

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2012年1月10日(火)

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 このコラムでは、女性読者を対象に、センス(才能)ではなくスキル(技)としての発想力を高めるための方法を解説しています。技は繰り返し練習してこそ身につくもの。なので、まずは前回の復習から始めましょう。

 前回まず紹介したのは、女性が新商品・事業開発に大きな貢献を期待されていることとその理由でした。ひと言で言えばそれは「女性が消費の大半を握る中で、高いユーザー理解力が高い開発力につながるはず」という考えによるものでした。

 しかしそこには大きな落とし穴があります。市場や顧客をよく知っている者はそれゆえに、既存の「常識」に捉われやすいのです。それでは、常識的な(つまらない)商品・事業しか生まれません。

 「常識」には3つの側面があります。「誰」「価値」「コスト」です。「誰」にどんな「価値」を届けるのか、それをどれだけの「コスト」で実現するのか。画期的な新商品・事業は、このどれか(もしくはすべて)の常識を打ち破ったものなのです。

ブレーンストーミングやKJ法の問題点

 ビジネス現場での発想法で、よく使われるのはブレーンストーミングやKJ法です。ブレーンストーミングでは、他人の意見を批判せず、どんどん面白いものを取り入れていって、発想の翼を拡げていきます。そこから出たアイデアを、うまくグルーピングして練り上げていくのが故 川喜田二郎博士によるKJ法です。

 2つともよく使われますが、よく失敗します。しょせん、机上では大して面白いものを思いつかないからです。そして、折角の尖ったアイデアも、グルーピングするとつまらなくなってしまうからです。

 価値ある発想は、単に机上での「発散と収束」では生まれません。必要なのは、手足を動かしてのアイデア「発見」、思い切っての「選択」、なぜを繰り返す「探究」、そこからの「組み合わせ」なのです。

 でも、常識が「発見」を、恐怖が「選択」を、満足が「探究」を阻害します。これは男女を問いませんが、多くの女性が持つ思慮深さやコミュニケーション力が、ときにマイナスに働いたりもします。

座って悩んでいても常識は破れない

 私は講演や研修でよく、簡単な「なぞなぞ」を出します。例えばこんなもの。「AとB、どちらの横棒が長いでしょうか?」というものです。

コメント2件コメント/レビュー

私は錯覚の図案はワザと長さを変えているだろうと思いました。人間は効率化?の為に常識という思考停止をする事で時間短縮をします。大人になっていけばいくほど。同時に都合の悪い事は見ない見えないし、都合の良いことは根拠が薄くても簡単に信じて常識とする。物事は何事も事実を確認していく事が大事だ。記事で書かれているのは常識突破ではない。残念だが実際は仮定の上に仮定を重ねて(確率のべき乗的な結果で実は限りなくゼロになる場合がある)想像した個人の予想でしかない。非情に根拠が薄いものだ。事実の確認をする為のテストの為に仮説を立てるのは悪くない。だが仮説のままそれを常識にしてはいけない。(2012/01/11)

「女性力を活かしきる「反常識」の発想術」のバックナンバー

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

私は錯覚の図案はワザと長さを変えているだろうと思いました。人間は効率化?の為に常識という思考停止をする事で時間短縮をします。大人になっていけばいくほど。同時に都合の悪い事は見ない見えないし、都合の良いことは根拠が薄くても簡単に信じて常識とする。物事は何事も事実を確認していく事が大事だ。記事で書かれているのは常識突破ではない。残念だが実際は仮定の上に仮定を重ねて(確率のべき乗的な結果で実は限りなくゼロになる場合がある)想像した個人の予想でしかない。非情に根拠が薄いものだ。事実の確認をする為のテストの為に仮説を立てるのは悪くない。だが仮説のままそれを常識にしてはいけない。(2012/01/11)

コメントの評価低いのはなぜ?(まだ内容未発表)日本は消費者の目が肥えている市場といわれていますが、企業があまりに売ることばかりにエネルギーを使いすぎたから、次々と時間が早く回るようになってしまい、ばかばかしく疲れるマーケットになっているように思います。 自動車のモデルチェンジがその最たるもの。30年前から欧米車の頻度に比べあまりに早い頻度でモデルチェンジを繰り返してきました。それがいまや世界の主流になって、皆疲れています。恐らく、売れないものを作っているから目先を変えて興味を持たせて目くらませて売るんでしょうな。携帯も、パソコンもあらゆるものが。いいものを長く使うという伝統が各国で破壊された。経済成長という資本主義のジレンマなのかもしれないが、そろそろ大量生産でない生き方を模索する時期なのだろう。 (2012/01/10)

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