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職場のストレスとうまくつきあえるリーダーとは

簡単、即効の「呼吸法」を紹介

  • 太田 由紀子

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2012年4月12日(木)

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 厚生労働省が、5年に1度実施している「労働者健康状況調査」(1万4000事業所の1万8000人の労働者対象)の最新報告書(2007年版)によると、58%の労働者が自分の職業生活に関して強い不安、悩み、ストレスがあると回答としている。年齢別にみると40~49歳は63.1%と非常に高く、日々ストレスを感じながら仕事に従事している様子がうかがえる。

 では、ストレスとは一体何なのか。

快ストレッサーと不快ストレッサーがある

 ストレスという言葉は、もともと物理学や工学の分野で用いられていた、外から力が加えられたときに物体に生じる歪み(不均衡)を意味する。精神学では、外からの刺激を「ストレッサー(ストレス要因)」、その刺激によって生じる歪みとその歪みを元に戻そうとする生体側の反応を「ストレス反応」と呼んで区別するが、一般的にはそれらをまとめて「ストレス」と呼んでいる。

 ストレス学説を唱えたカナダの生理学者ハンス・セリエ(Selye,H)によると、生体はストレッサーを受けると、これらの刺激に適応しようとして、生体内に非特異的なストレス反応が起こるという。

 具体的には、自律神経系が影響され、人前で話すとドキドキしたり、面接が始まる前にトイレに行きたくなったりする。同時に内分泌系も影響を受けて副腎皮質ホルモンが分泌され、ストレッサーに対抗しようとする。ストレッサーが長期間取り除かれない場合は、体力が低下したりして抵抗力が下がったり、風邪をひきやすくなったりする。免疫異常が現れて、ガンや白血病などの重い病気に進行する場合もある。

 このように生体反応の特徴を挙げると、ストレスはネガティブなイメージが強い。しかし、ストレスがすべて悪いわけではない。

 産業カウンセラーのIさんは、ストレス・コーピング(ストレス対処法)を教えるカウンセラーだ。

 「一般的にストレスとは、嫌なこと、つらいことであるストレッサーが原因となって、悪いストレス反応が現れることを指します。しかしストレッサーにも、快ストレッサーと不快ストレッサーがあり、いいストレス反応もあるわけです。私たちの周りにある出来事は、すべてストレッサーになる可能性があると言えますが、すべてが嫌なことや辛いことだけではありません。楽しいことや嬉しいこと、気持ちの良いこともたくさんあります。これらの快ストレッサーを受けると、物事に対し前向きで積極的に取り組めるようになり、人生にプラスに作用します。ひとまとめに『ストレス』と表現するのが今の風潮で、その反応が悪い場合に関心が集まり、偏った見方をされているようです」と、Iさんは指摘する。

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