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第4回 ピクト図で分かる「優れたビジネスモデルの特徴」

2012年8月29日(水)

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 前回は、ピクト図を使ってビジネスモデルの11の基本パターンを押さえました。今回は、ピクト図から考える「優れたビジネスモデル」の特徴を見ていきたいと思います。

 収益を上げやすいビジネスモデルの特徴の1つは、ピクト図の中に「タイムライン(時間の経過を示す矢印)」が含まれていることです。

 11の基本パターンを見ると、多くのビジネスモデルは「商品やサービスを一度売ったらおしまい」の“売り切り”モデルです。一方、「消耗品モデル」「継続モデル」「コレクションモデル」はタイムラインに沿って持続的に売り上げが入ってくる “売り切らない”ビジネスモデルで、これらは収益に安定性があるという特徴があります。

 しかし、「ピクト図の中にタイムラインが含まれている」というのは、優れたビジネスモデルの特徴の一部でしかありません。実は、業績を伸ばしている企業のビジネスモデルをピクト図解してみてわかるのは、「優れたビジネスモデルは11の基本パターンを中心に複数のビジネスモデルを組み合わせて作られており、その中にタイムラインを持つ“売り切らない”ビジネスモデルが組み込まれていることが多い」ということなのです。

クックパッドで解説

 ここで具体例として、クックパッドのビジネスモデルをピクト図解してみましょう。

 「クックパッドをあまりよく知らない」というビジネスパーソンのために少し説明しておくと、同社は料理レシピ投稿コミュニティサイト「クックパッド」を運営する企業です。ユーザーから投稿されたレシピは料理や食材の名前などで誰でも簡単に検索でき、家族の食卓をあずかる主婦を中心に絶大な人気があります。レシピ数は累計で120万品以上、月間利用者数は1521万人にものぼり、レシピサイトの中でも国内最大級の規模を誇っています(数値はいずれも2012年4月時点、有価証券報告書より抜粋)。同社の人気ぶりがピンとこないという方は、自分の身の回りにいる主婦の方に「クックパッドを知っている?」「利用したことは?」などと聞いてみてください。認識率や利用率の高さは、すぐに実感できると思います。

 概要がわかったところで、クックパッドの仕組みをもう少し丁寧に見てみましょう。

 クックパッドのレシピ検索サービスは誰でも利用できますが、お気に入りのレシピを保存したり「MYキッチン」と呼ばれるレシピ公開用のホームページを持ったりするには、会員登録して「クックパッドID」を取得する必要があります。クックパッドIDの取得は無料です。

 さらに、月額294円支払えば「プレミアムサービス」が利用できます。レシピを人気順で検索できたり、お気に入りレシピの保存可能件数が増えたりして、使い勝手がアップするのです。同社は、このような有料サービスを携帯電話向けの「モバれぴ」やスマートフォン向けアプリでも展開しています。

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