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姜尚中さんに聞く

40歳定年時代、中高年の正しい悩み方

  • 真弓 重孝

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2012年10月10日(水)

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 自分とは何なのか。その解を探る旅を、姜尚中さんが自らの体験談を踏まえて記した『悩む力』は90万部を超える大ヒットに。続編の『続・悩む力』も販売を伸ばす。

 姜さんの著書がベストセラーになる背景には、市場経済の進展で人間が交換可能な存在として扱われる場面が拡大している現実がある。人の商品化が進む中、交換できない自分らしさを見つけることはできるのか、姜さんに聞いた。

日本の職場では、製造現場のみならずのホワイトカラーの人件費も国際的に割高と、削減の対象になっています。

姜尚中(カンサンジュン)氏東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授
1950年熊本市生まれ。79年早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。国際基督教大学準教授などを経て現在に至る。専攻は政治学、政治思想史。主な著者に『在日』『悩む力』『ニッポン・サバイバル』などがある。
(写真 大槻純一、以下同)

:自分のプロフェッショナルはこれだ、といった強みや独自のスキルを持たないと、働きにくくなっています。人より秀でたものを身に付けるには、「こうしたい」「こうなりたい」とモチベーションを持って取り組むことが欠かせません。

 大学の教員が言うのも何ですが、教室で先生から教わって身につくものではありません。本を読みながら自問自答したり、仲間をはじめさまざまな人々と議論を重ねる中で、自分が磨かれ、自分が探し求めているものも見つかります。

 我々団塊の世代には、入社してから海外市場を開拓するなど活躍した人が多くいます。彼らの多くは、学校がデモで閉鎖されても、読書し仲間たちと議論を重ねていました。そんな経験が、仕事で能力を発揮する土台になったのです。

自分時間をマネージする

 もちろんプロフェッショナルを育てるために、学校教育も変わらなくてはならないでしょう。社会学者のロナルド・ドーアさんが主張されていますが、高校時代などに1~2年、興味のある仕事を実習体験してから、大学に入って学ぶ仕組みにすべきでしょう。自分が将来、何をしたいのかをよく分からずに大学進学を選択するから、偏差値に偏った大学選びが起きているのです。

さして自分磨きをしてこなかった人でも、これまでは企業が教育し、戦力にしてきましたが、その余裕が企業になくなっています。

:自分で強みを磨ける人以外は、給与を減らされたり、違う仕事に移らざるを得なくなる。会社を信じて仕事一筋できたのに、突然ハシゴを外されたと思う人も出てくるでしょう。その人たちの心が折れないようにするには、どうしたらよいのでしょうか。「自分時間」をマネージメントすることです。

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