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第1回 年収1000万円こそ、老後が危ない

  • 日経マネー編集部

  • 有山 典子

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2012年10月30日(火)

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 10年後に後悔しない、お金に困らない生き方とは。年金減、年収減でも、しっかり資産を殖やし、安心老後を作りたい。日経マネーでは、ムック『金持ち老後VS貧乏老後 10年後に後悔しない!お金に困らない生き方』を11月2日に発売する。サラリーマンでも1億円貯めた家の秘密、年金空白の5年間に備える準備、資産を守りながら殖やす40歳からの運用術とは…。取材で分かった「金持ち老後のための最新常識」を3回シリーズで紹介しよう。

 第1回は、実は年収1000万円家族こそ老後が危険というお話。人並み以上に支出をしがちなプチ富裕層、年収1000万円世帯の意外な実態がサラリーマン1万人アンケートで明らかになった。

 老後のお金の準備はしていないが、収入が人並み以上あるのだからなんとかなるだろう。そう考えている人はいないだろうか。例えば年収が1000万円以上あれば、退職してからの生活も安泰と考えがちだ。だが1000万円以上の高年収世帯こそ、老後が危ないとお金の専門家はいう。

 「年収1000万円世帯でも、約2割が老後資金の準備を全くしていない。驚きです」と、フィデリティ退職・投資教育研究所所長の野尻哲史さん。

 野尻さんは、外資系資産運用会社のフィデリティ投信で、退職と運用に関する調査・分析と啓もう活動を継続的に行う。「老後難民」(退職後の生活費の不足から居場所がなくなる)という衝撃的な言葉の産みの親でもある。

 フィデリティ退職・投資教育研究所がサラリーマン1万人に老後生活に関するアンケート調査をしたところ(2010年)明らかになったのが、「年収1000万円世帯」でも、ある条件によって老後に不安が多い家族、少ない家族にはっきりと分かれることだ。

 ちなみに同調査では、世帯年収1000万円以上は全体の約5%。そのうち年収1000万~1500万円の429人を「年収1000万円家族」として分析した。うち9割が40~50代で、老後が視野に入る年代だ。

分かれ目は「金融資産」が1000万円

 ではズバリ、年収1000万円の「老後不安家族」と「老後安心家族」を分ける条件とは何なのか。

「資産が1000万円あるか、ないかが、分岐点となっている」とフィデリティ投信の野尻さん。

 そもそも、公的年金以外に老後資金はいくら必要か?同研究所のサラリーマン1万人アンケートでは、平均2989万円。世帯年収1000万~1500万円の層に絞ると、平均4101万円とさらに高くなる。

 では、現時点でどのくらい準備できているのか。前述のとおり、年収1000万円世帯の回答者は9割が40~50代、定年退職が視野に入っている世代だ。

 まず年収1000万円でも、現在の資産が1000万円未満の層(年収1000万円世帯全体の34%)。
 教育費や住宅ローン返済などに使うお金とは別に、老後用の資金を現時点でいくら準備ができているかという質問に、3人に1人が『0円』と答えた。さらに全体の6割が「必要な老後資金を、定年退職までに準備できないだろう」と不安を感じている。

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