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第2回 貧乏老後を招く「怖~い勘違い」

  • 日経マネー編集部

  • 有山 典子

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2012年11月2日(金)

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 現役時代は年収減、定年後は年金減に見舞われる我らサラリーマン。老後にお金のことで悩まないためには、40代からの準備と知識が欠かせない。発売中の日経マネームック『金持ち老後VS貧乏老後』は、サラリーマンでも1億円貯めた家の秘密、あなたの退職金・企業年金を知る方法、資産を守りながら殖やす40歳からの運用術などを紹介している。その取材で分かった「金持ち老後のための最新常識」。連載第二回は、貧乏老後を招く「怖~い勘違い」。フィデリティ退職・投資教育研究所所長の野尻哲史さんに聞いた。

リタイアメント準備セミナーで、5年半にわたってのべ1万人以上にお話をされてきた。そこで実感されたことが「ほとんどの男性は、自分のことを知らない」ことだそうですね。私は、身長と体重、血圧、ガンマ―GTPまで、きっちり把握していますよ。

野尻 哲史さん
1959年生まれ。一橋大学卒。国内外の証券会社調査部を経て2007年より現職。「サラリーマン1万人調査」「退職者8000人アンケート」など、老後とお金に関して継続的な調査を実施。資産運用に関する啓もう活動を続ける。著書に『老後難民』(講談社+α新書)など。

野尻:いえ、自分のお金のことを知らないという意味です(苦笑)。例えばこれは分かりますか? 我が家に今いくら資産があるのか? 自分が死んだ後、妻にどれだけお金が残る設計になっているのか? 退職後に意外にかかる費用は何か? 将来の制度変更で老後マネーにとって打撃なのは、年金制度よりも実は……。

ま、待ってください。ちょっと計算が…

野尻:では貧乏老後を招く「怖~い勘違い」と新常識をひとつずつ整理していきましょう。まず第一に「退職後は必要な生活費は大きく減る」という勘違い。実は、高齢になっても支出はあまり減らないのです。

 フィデリティ退職・投資教育研究所がサラリーマン1万人に行ったアンケート調査では約半数の人が「定年退職後の生活費は退職前の半分より下」と答えています。僕はこの見通しがあまりに甘いと、大変気がかりです。

退職後の収入は、退職直前の68%

甘いかな。そんなもんじゃないですか。会社勤めがなくなって洋服代がかからなくなるし、交際費も減りますよね。

野尻:総務省の「家計調査」(2010年)によれば、年収約900万円以上の家庭の消費支出は月に約45万円です。これだけ暮らしにお金をかけていた家が、急に半分以下でやっていけるのでしょうか。

妻に相談してみないと…(汗)。

野尻:参考までに、私たちの研究所で家計調査を基に分析したところ、「定年退職後の収入は退職直前の月収の68%」となりました。確かに高齢になると外出の回数も減り、生活費は以前ほど必要なくなります。

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