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「報・連・相(ほうれんそう)」でいい思いをした人などいない

上司という役割の存在価値をあらためて振り返る

2013年4月8日(月)

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 今回のコラムでは「部下に仕事を任せる」技術を7つのエッセンスに整理してお伝えてしいる。

 エッセンスその1:「任せるしかない」と腹をくくろう。
 エッセンスその2:「振る」と「任せる」の違いを知ろう
 エッセンスその3:まずは信頼関係の構築から始めよう
 エッセンスその4:「失敗は部下の権利である」と知ろう
 エッセンスその5:「コピー」作りはやめよう

 ここでお伝えしているメッセージは「上司の仕事は経営そのもの」ということである。そして経営とは矛盾を解消しつつ、矛盾を意図的に創造することではないだろうか。本連載で取り上げる「部下への任せ方」もそれに類する。今回は、エッセンスの最後。部下に任せつつも適切に導くための「定例ミーティング」を紹介する。

 前回の記事で、私は「口出しはやめよう」と提案した。また「部下にあえて失敗させよう」とも提案した。だが、そればかりではうまくいかない。適切な方法で部下の仕事の進ちょくをモニタリングし、しかるべき方向へと部下が進むように助言することも大切だ。

エッセンスその6:定例ミーティングが部下の成長を促進する

 では、部下の主体性を尊重したまま、仕事の進捗をモニタリングするにはどうすればいいのだろうか。私が各所でおすすめしているやり方が、「コミュニケーションの定例化」だ。私は「1日1回、週1回」と呼んでいる。

「コミュニケーションの定例化」の内容

 まず、部下には1日1回、今日何をしたのか、何が課題なのかといった内容を業務日報として書いてもらい、上司と部下を含めたグループ内で共有してもらう。業務日報が習慣化するまではしつこく言い続ける必要があるものの、いったん習慣化してしまえば上司から催促する必要はない。上司は部下の業務日報を見ながら、必要なところだけを部下に確認すれば良い。これでコミュニケーションの密度が格段に高まること間違いなしだ。「ところで昨日、何やってもらっていたんだっけ?」から会話が始まるのでは、濃い会話などはできないからだ。

 これは部下自身にもメリットがある。業務日報を書くことで、自分の業務を振り返るきっかけになるからだ。部下同士で情報をシェアさせれば、互いに参考になる点もあることだろう。このように1日1回の取り組みは、単純なようでいて「任せる」という仕事の土台となる、重要な取り組みである。

「自分が潰れない、部下も潰さない 部下への仕事の任せ方」のバックナンバー

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「「報・連・相(ほうれんそう)」でいい思いをした人などいない」の著者

小倉広

小倉広(おぐら・ひろし)

組織人事コンサルタント

小倉広事務所代表取締役。組織人事コンサルタント、アドラー派の心理カウンセラー。大学卒業後、リクルート入社。ソースネクスト常務などを経て現職。対立を合意に導く「コンセンサスビルディング」の技術を確立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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