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アベノミクスでホクホクの個人投資家 第1話

3年で4800万円→約1億円に膨らました訳は

  • 日経マネー編集部

  • 南 毅

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2013年4月22日(月)

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 日本人の金融資産が急速に膨らんでいる。2012年11月末から13年1月末にかけて、個人投資家の8割の金融資産が増加、資産を20%以上増加させた個人投資家も2割程いることが、『日経マネー』が実施した「個人投資家調査2013」(1万人超が回答)で分かった。

 アベノミクス(安倍晋三政権の経済政策)が追い風になっているのは間違いないが、金融資産を殖やした個人投資家はアベノミクス前から着実に成功投資への布石を打っていた。どのような個人投資家が短期で高収益を上げたのか見ていこう。

 初回は実地調査を含む銘柄分析で金融資産1億円達成間近のサラリーマン投資家だ。

 千葉県在住のlegendkiller123さん(仮名・41歳)は、普段はIT(情報技術)関連でソフトウエア開発に従事する会社員で、週末は「実地調査」に徹する個人投資家だ。日本株の資産を年2~3割のペースで着実に増加させ、全体の金融資産は3年前の4800万円から1億円近くまで膨らましている。その成績を上げている訳を知りたいと、legendさんの元に向かった。

 日本株の投資歴は20年。当初は経済誌・マネー誌などを読みながら割安銘柄を探し、まずまずの成績を上げていた。だがその状態に安住しなかった。「もっと成績を良くしたい!」とlegendさんが取った戦略がメーンの投資先を外食・小売り関連に絞った。個人投資家でも勝てそうな業界をより深く研究するために、この業界に焦点を当てた。

 足元の投資成果はかなり良好だ。購入金額に対し、2桁の利益率のものが多く、2倍以上になった株もある。平日の日中は仕事で忙しく、短期の売買は困難。そのため自分で分析し投資に納得がいく銘柄に集中投資している。

外食店調査に同行、評価は…

 「これから実際にクルマで2軒の外食店を調べに行きたいと思います。一緒に行きますか」

 こう促され、記者はlegendさんの調査に同行することになった。この春のある土曜の正午ごろ。幹線道路沿いの外食店舗はどこも混雑した様子だ。クルマは東京都内のとんかつ店チェーン「かつや」に入った。アークランドサービスが運営している店舗業態だ。

 「既に私の中では損益分岐点が相当低く、利益率が高いのではないかとの仮説があります」。legendさんによると、大まかに1店舗当たり月商は約720万円。このうち食材費33%、人件費24%程度。「収益性は高いから、あとは良質なもの・サービスが提供されているかどうかを確かめたいのです」とlegendさん。

 注文したカツ丼は5分程で来た。揚げ物なので、ある程度の時間がかかるのはやむを得ない。legendさんが注目していたのは店員の配置と動きだ。「店員1人が通れる通路で注文をとり、商品を提供しています。店員の動きはかなり効率的で、持ち帰りサービスにも客が多いです」と高い評価を与えていた。

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