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4カ月で利益2億円超、バイオ株“バブル”で稼いだ個人投資家

  • 臼田 正彦=日経マネー編集部

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2013年4月25日(木)

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 昨年11月以降、京都大学の山中伸弥教授のノーベル賞受賞や、自民党新政権の後押しで急騰が相次ぐバイオ株。最安値から10倍以上になった銘柄も多数ある。

 その〝バイオバブル〟ともいうべき状況に乗り、アベノミクス相場で2億円以上も資産を殖やした個人投資家が千葉県にいる。田中正彦さん(仮名・60歳)だ。

 タイミングが良かった面はある。2012年9月末に定年退職を迎えたことだ。11月にかけて、払い込まれた退職金などを一気に証券口座に投入。ちょうど大相場の直前に、投資額を大幅に増やすことができた。

バブル化する前に買いを入れる

 とはいえ、12年に大きな利益を上げたスリー・ディー・マトリックス(証券コード:7777)を購入したのは、バイオバブルの兆しなどまだなかった12年4月。しかも投資資金に余裕がまだなかったこともあり、信用取引で大きなリスクを取って買っている。この勇気ある決断が、後の快進撃の始まりだった。

 昨年11月に新規資金を投入した時点での運用資産額は、それまでの含み益も合わせて約1億円だったが、4月に入った今は3億円をはるかに超えている。

田中正彦さん(仮名)の金融資産と保有する3Dマトリックスの株価の推移

 勇敢に買っただけでなく、「持ち続けられた」ことも田中さんが勝てた理由だ。資金が増えた昨年11月には、既に買い値の3倍近くまで値上がりしていた同社株を、現引き(信用取引で買い建てていた株式を、買値相当の現金を用意して、現物株式での保有に切り替えること)して保有し続けることを決断した。

 そのうえで年明け以降、前向きな材料が増え始めていたジーエヌアイグループ(証券コード:2160)など、他のバイオ株を新規で次々と信用買いしている。

 ジーエヌアイは今年3月頭にかけて急騰した後、やや調整し、現在は買い値の2倍近辺で推移する。普通の投資家なら喜んで利食い売りをするところだが、田中さんはこれを「押し目」と判断して買い増し、売る気は今のところ全くない。現引き後にさらに3割以上値上がりした3Dマトリックスも、未だに保有し続けている。

 人より早めに多額の資金で買い、少しの値上がりでは売らずに持ち続ける──。〝バブル相場〟の恩恵を最大限に受けるためのお手本のような行動だが、同時に相当なハイリスク投資であり、普通の個人投資家になかなか実践できるものではない。なぜ、田中さんにはそれができたのか。

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