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会議室は「宇宙船」?!

創造性を高める「フューチャーセンター」という仕掛け

2013年5月8日(水)

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 IT(情報技術)を使いこなすオトナの所作とはどのようなものだろうか。

 IT業界の変化は激しく、トレンドを追い続けるのは大変だ。それでも知っていないと格好が悪い。「イケてるITユーザー」になるには、ITのトレンドに浮かれず、踊らされず、そして本質を突くのだ。ちょっとビターな上司と、おっちょこちょいだがどこか憎めない若手社員の2人が織りなす悪戦苦闘の物語を通じて、ITを使いこなすカッコイイ大人になるために必要な「作法」を提示しよう。

君:スマさん、前回、米国発のイノベーションアプローチとして、「デザイン思考」を教えてくれたじゃないですか?今回は、僕の方で、「フューチャー戦隊」について調べてきましたよ!

倉 有人(くら・ゆうと)26歳。独身男性。丸の内勤務の若手会社員で新しいIT機器やITサービスに興味を強く持っている。おっちょこちょいであるが、どこか憎めない存在(イラスト:山口マナビ 以下同)

スマさん:えっ? なんか間違っている気もするけど、まずは聞こうか?

君:まず、スマさんがフューチャー戦隊について話そう、っておっしゃった背景を考えました。実際のところ、フューチャー戦隊じゃなくて、「フューチャーセンター」ですよね。

 欧州発のイノベーション創造アプローチとして、様々な施設が作られ、ワークショップが開催されているようです。

スマさん:おっと、いつの間にか、私がフューチャー戦隊っていう言葉を言い出したかのように聞こえるね。違和感あるよ。フューチャーセンターと言えば、日本でも富士ゼロックスだとか東京海上日動システムズが設立したっていうニュースがあったね、何年か前に。

君:いやあ、スマさんにはすっかり騙されました。自分としては、赤に憧れていたのに…。

須磨 保(すま・たもつ)38歳。既婚男性、一男一女の父。丸の内勤務の中堅会社員。ICT業界の知識を有しているだけではなく、間違いのない判断ができることから、相談する人が後を絶たない。人は彼のことを「ITオヤジ」と呼ぶ

スマさん:<いや、騙してないけど>。で、フューチャーセンターの何を学んできたのかな?

君:日本でも少しずつ同様のアプローチが見られるようになってきていますよね。

 今挙げてもらった2社だけじゃなく、システムインテグレーターのNTTデータや野村総合研究所(NRI)にも動きが見られます。フューチャーセンターで顧客とともに未来図を描くところから提案を行うことで、いずれの企業も顧客開拓やサービス開発、社内の風土改革に成果を上げているようですね。

 ただ、関係者と話していると、日本全体がイノベーション不足、いや不安に陥ってるんじゃないかって感じるんですよね。

スマさん:なるほど。「イノベーション待望論」というか、閉塞感を打破するための一手をイノベーションに求める感覚はあるね。

重要なのはクリエーティビティーを取り戻すこと

君:定義にもよるんですが、基本的に皆の意識にあるイノベーションっていうのは、一発逆転のホームランのようなものじゃないですか。でも、実際はイノベーションが生まれることなんかに賭けるべきじゃない。むしろ、クリエーティビティー、創造性を取り戻すことが必要なんですよ。

スマさん:興味深い話の展開だね。誤解がないよう、定義も聞いておこうか。

君:そうですね。イノベーションとは、現在の社会あるいは僕ら一人ひとりが抱える固定観念の外にある方法で提供されるサービスで、一度体験してしまうと、元に戻れなくなるような利便性や魅力を備えたものと考えています。

スマさん:倉君の話だと、デザイン思考やフューチャーセンターに寄せられている期待というのは、「破壊的イノベーション」のことで、業界におけるシェア奪取や成長へ劇的に貢献する製品やサービスを生み出すことだよね。

「IT's オトナの作法 ~イケてるITユーザーになるためのバイブル~」のバックナンバー

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「会議室は「宇宙船」?!」の著者

高田 広太郎

高田 広太郎(たかだ・こうたろう)

Diixi Pte. Ltd. 執行役員

前職は野村総合研究所。電機、情報・通信産業の顧客を対象に、事業のグローバル展開や新規事業を生み出す支援のプロフェッショナル。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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