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「土日返上で仕事を」と米国人を説得できますか?

「できない」と言われても選択肢を示し続ける

2013年6月26日(水)

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 本連載の第1回目を読まれた読者から「相手を尊重しつつ絶対に譲れない無理をお願いする」際、英語でどう表現したらよいかという質問をいただきました。第1回の最後に私が次のように書いたからです。

 「このような時にはどのような英語の表現にするのが適当なのか」「米国企業とこういう交渉をする際、どのように対応すればいいのか」といった疑問がありましたら、ぜひコメント欄を通じてご質問ください。状況に応じて使える英文のサンプルをなるべく多くご提示したいと思います。

 早速、質問いただきありがとうございます。ビジネスをしているとどうしてもこういう場面に遭遇します。「無理」とは「難しい依頼」のことでしょう。それでは「状況に応じて使える英文のサンプル」について考えてみます。

 「絶対に譲れない無理」を相手に納得してもらうのは日本人同士でも簡単なことではないですが、宗教、人種、国籍、個々人の価値観が違う場合、コミュニケーションはさらに難しくなります。日本人同士であれば、それなりに合意を得やすい内容であっても、海を越えた途端に理解されないという経験をされた方は多いのではないでしょうか。

 「個」を尊重する地域の人とネゴシエーションをすることは、「和」を重視する日本で育った方にとって結構タフです。自分にメリットがない仕事、自分の職務範囲として定義されていない仕事を依頼すると、直ちにNoとはっきり返してきます。

 日本人からすると「組織のためだ、このぐらい、ちょっとやってくれればいいのに」と思うかもしれませんが、カルチャーが異なる人には通じません。

 世界に様々な言語が存在する理由として、聖書に出てくるバベルの塔の逸話が有名ですが、言語だけでなくカルチャーも様々です。カルチャーの違いを分かったうえで英語を使わないと、表現だけ踏襲しても相手は納得してくれないでしょう。

 そこで読者の質問に対する英文サンプルを示す前に、私の欧米での経験を踏まえて、カルチャーの違いを説明します。

コメント12件コメント/レビュー

自分が説得した訳ではありませんが、契約交渉を先方(香港ベース)の年末年始(旧正月)休暇を潰して行った事ならあります。向こうが言い出した契約変更で、交渉遅延が工期に響くという特殊な状況ではありますが、「欧米人でも必要な時は休日返上する」という事は良く判りました。興味深いのは、欧米人の場合は「上に行くほど休日返上の頻度が上がる」という事です。時間外・休日勤務は「高貴なるものの務め」のようです。(2013/07/01)

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「「土日返上で仕事を」と米国人を説得できますか?」の著者

岡田 英雄

岡田 英雄(おかだ・ひでお)

グローバル人材育成アドバイザー

テキサス州立大学電子工学科を卒業後、日本IBMに入社。その後、複数の金融パッケージソフトウエア会社の日本進出にかかわる。シスコシステムズにも在籍。数々の海外プロジェクトのマネジメントを経験。現在、日本企業のグローバリゼーションに貢献するサービスを企画。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

自分が説得した訳ではありませんが、契約交渉を先方(香港ベース)の年末年始(旧正月)休暇を潰して行った事ならあります。向こうが言い出した契約変更で、交渉遅延が工期に響くという特殊な状況ではありますが、「欧米人でも必要な時は休日返上する」という事は良く判りました。興味深いのは、欧米人の場合は「上に行くほど休日返上の頻度が上がる」という事です。時間外・休日勤務は「高貴なるものの務め」のようです。(2013/07/01)

英語できちんと表現できない場合、声のトーンで分かってくれ、ということはありますね。やる気とか、切迫感というのは外国人にも伝わるようです。文章(電子メール)だけの時には逆に難しいですね。また、メールでは、内容以外のニュアンス部分で気になることも良くあります。送ってから、これではぞんざいだった、とか、感謝しているのだがこのメールでは伝わらないな。と思うことがあります。まあ、次の業務があるのですぐに忘れますが、気になるときには気になりますね(メール作成中に気になりだすと、時間がかかることもあり)。(2013/06/27)

他の方も書いておられますが、「皆が気持ちよく納得していい結果を出せるようにするにはどうしたら良いか」を考えて言葉を選んで話を運ぶなら、日本語・英語関係なくこういうシナリオになるように思います。自身の経験でも同様です。逆に「日本なんだから土日返上当たり前」有りきで話を進めるやり方はもはや誰の得にもなりません。(2013/06/27)

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三品 和広 神戸大学教授