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メタボ健診に引っかからなかった人も必読「体の“危険シグナル”を見過ごすな!」

2013年7月12日(金)

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教えてくれたのは…
順天堂大学大学院 河盛隆造 特任教授
糖尿病の権威。糖尿病を広く啓蒙し、予防や早期治療を指導。

三番町ごきげんクリニック 澤登雅一 院長
血液のがんが専門。アンチエイジング 医療とがん治療に力を注ぐ。

中田内科クリニック 中田哲也 院長
肝臓の専門医として、内科勤務や講師を経て、03年から現職。

血糖値を左右するインスリンの働き

 食べ物をとると、消化器で栄養分がブドウ糖に分解されて小腸から吸収される。このブドウ糖が血液中に入ると、血糖値が上がるという仕組みだ。そのままの状態が続くと危険なため、健康な人の場合、直後に膵臓(すいぞう)からインスリンというホルモンが分泌され、すぐさま血糖値は正常値まで下がる。

 だが、インスリンの分泌量が少なかったり、働きが悪くなっていると慢性的に血糖値が高いままになり、尿にもブドウ糖が出てくる。これが糖尿病だ。

早期発見に食後の血糖値測定を

 過食、運動不足、肥満などで内臓脂肪がたまると、インスリンの働きが悪くなることが知られている。これが日本人に多い2型の糖尿病だ。糖尿病が進むと細胞の破壊が進み、失明、足の壊死(えし)、腎不全など全身に深刻な合併症が起きる。早期発見・治療が重要な理由だ。

 「早期発見には、食事後の血糖値を測ることが重要」と河盛特任教授。通常の健診では行われないが、疑いのある人や家族に糖尿病のある人は、ぜひ医師に相談して受けてみてほしいという。

 最近では、血中のヘモグロビンの血糖による変化がわかる、HbA1cの測定が健診でも行われるようになった。これにより、空腹時か食事後かに左右されず、血糖状態がわかるという。

 糖尿病の疑いがあるとされたら、必ず医療機関を受診する。「インスリンの分泌が減ってしまったら、運動や食事療法だけでは良くならない。医師とよく話し合い、症状や体質に合った薬や注射によって治療を続けてほしい」と河盛特任教授は強調する。

うちは糖尿病の家系じゃないから…

なんていってるアナタ。安心している場合ではない。遺伝だけでなく肥満や生活習慣による糖尿病が増えている。日本人の40代男性の5人に1人が糖尿病であるといわれ、加齢とともにその比率は高まる。予備軍を含めると2000万人以上に達するという。遺伝以外にも生活習慣が重要なポイントだ。厄介なのは、初期段階では自覚症状がないこと。「健診を受けないと糖尿病は発見できない」と河盛教授は注意を促す。

インスリンは血液中のブドウ糖の濃度が高くなりすぎないように、脂肪細胞や筋肉細胞へと運び、休まずコントロールしてくれる働き者。でも、働かせすぎると、やがて疲れて仕事をしなくなってしまう

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「メタボ健診に引っかからなかった人も必読「体の“危険シグナル”を見過ごすな!」」の著者

中能 泉

中能 泉(なかの・いずみ)

フリー編集者・ライター

女性の健康・美容を中心に健康・医療・美容全般が得意分野。『日経ヘルス』『日経ヘルスforMEN』ではエディトリアル・ディレクターを務める。WEBマガジン「なかよく通信」で女性向け健康・美容情報を発信。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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井上 礼之 ダイキン工業会長