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英米人は「あれ」をうまく使って話している

間違っても言い直さないのが「通じる」コツ

2013年7月12日(金)

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私たちは正確な英語を話すことに神経質になり過ぎていないでしょうか。ふだん、日本語では結構適当に話しています。それに気づけば、英語だってそこまで生真面目にやらなくてもいいことが分かります。これが、簡単に英語を通じやすくするコツです。

「あれ」は便利な頻出単語

夫:「スーパーであれを売っていたよ」
妻:「あれって何?」
夫:「何て言ったっけ?大好物のあれだよ」

 どこにでもよくある会話です。注目してほしいのは「あれ」です。夫はスーパーで柿を見つけました。家に帰ってその話をしようと思いましたが、「柿」という言葉がなぜか出てこない。度忘れしてしまいました。それで、とっさに「あれ」と言ったわけです。

 「柿」という言葉を思い出すまで、どんなに時間がかかってもその話は始めない、という手もあります。でも、それでは沈黙が続くし、もしかしたら、話さなくていいやという気持ちになってしまうかもしれません。夫が本当に言いたかった「今度買ってこようか」とか「夏にもならないうちから、秋の気配だね」とかは言わないで終わってしまいます。

 柿が思い出せなくても、「あれ」で話を始めてしまうことで、相手に「あれ」が何だったか思い出してもらい、話を進めることができます。話が進めば、本当に言いたかったこともすぐに言うことができます。

 ぼくは職場でも「あの件はどうなったの?」「あの書類はどこかな?」としょっちゅう言っているようです。ある時、同僚から妻に告げ口をされてしまいました。「奥さん、林さんは家でも『あれ』『あの件』って言っているんですか?」

 ぼくは職場でも家庭でも「『あれ』が多い」と批判されていますが、誰ひとりとしてぼくが日本語能力に欠けているとは言いません。「あれ」自体は自然な日本語だからです。

「あれ」はthingと覚える

 英語にも「あれ」に相当する言い方があります。日本人でもネイティブでも1日に最低1回は「あれ」を使っているでしょう。頻出表現なので、覚えないと損です。

 「あれ=the thing」と覚えておきましょう。これを使って上の会話を英語にしてみます。

I found the thing at the supermarket.スーパーであれを売っていたよ。
You found what?あれって何?
Uh, what do you call it? The thing you really like.何て言ったっけ?大好物のあれだよ。

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「英米人は「あれ」をうまく使って話している」の著者

林 則行

林 則行(はやし・のりゆき)

投資家

投資家。全く英語が話せないのに資産運用のノウハウ修得のため渡米、コロンビア大学MBAにぎりぎり合格。仕事力と日本人の強みを生かすことで、社内最低の英語力ながら海外運用機関で株式運用部長。現在独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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