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カンパニー、コーポレーション、インスティテューション: 自分の勤務先を英語でうまく説明できますか?

2013年7月16日(火)

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 みなさんは英語で自己紹介をするときに、勤務先の説明でどんな表現を使っていますか。

 “My name is …”に続いて、“My company is ~”と言う人がいます。「~に勤めています」と言いたい気持ちは分かりますし、ネイティブでもそんな表現をする人がいないわけではありませんが、my companyは厳密に言えば「私が所有する会社」ということ。オーナー社長ならともかく、社員が“my”というのはちょっと妙です。

 無難な表現は、“I am working for ~”でしょう。forではなく、atを使う人もおり、前置詞によってニュアンスが変わります。

 では、前置詞をどう使い分けるのがいいのか。その答えを探るために、今回は「会社を表す言葉」について考えてみたいと思います。

 このコラムでは、ビジネスリーダーに「本当の意味」を理解してほしいビジネス用語ついて解説していきます。拙著『ビジネスマンの知的資産としてのMBA単語帳』(略称『MBA単語帳』)に掲載した言葉の中から、毎回2つか3つの言葉をピックアップして解説し、「組み合わせ」の形で紹介していきます。今回は、カンパニー(company)とコーポレーション(corporation)とインスティテューション(institution)の3つを取り上げます。

「カンパニー」は同じ釜の飯を食う仲間

 みなさんは自分の会社の英語名をご存じですか。“○○ Company”ですか、“○○ Corporation”ですか、それとも“○○ Inc.”ですか?

 「会社」を表す最も一般的な英語はカンパニーですが、カンパニーにはそのほかに「交際」「仲間」という意味もあります。三井物産の英語名はミツイ・アンド・カンパニー。三菱商事の英語名はミツビシ・コーポレーション。この違いはどこから来るのでしょうか。

 カンパニーの接頭辞のcomは「共に」、ラテン語のpanisは「パン」。ですからcompanyは「共にパンを食べる仲間」。まさに「同じ釜の飯を食う仲間」ということなのです。古いフランス語でcompagnie は社会や友好関係を示し、英語のcompanion(気の合った仲間)につながります。

 そのような背景から、一般に「~・アンド・カンパニー」は「~とその仲間たち」を意味します。「~」には人の姓が入ります。三井物産は三井家とその仲間たちというわけです。共同出資している仲間の1人であれば、“our company”という表現も可能だと思われます。

 日本で最初に設立された「カンパニー」は、坂本龍馬が明治維新の3年前の1865年、仲間と長崎に設立した貿易商社「亀山社中」。薩摩藩の名義で長州藩のために銃や蒸気船ユニオン号を購入し、翌年の薩長盟約締結へとつなげました。社中は「仲間・結社」。龍馬はカンパニーの持つ本来的な意味をよく分かっていたのでしょう。

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「カンパニー、コーポレーション、インスティテューション: 自分の勤務先を英語でうまく説明できますか?」の著者

杉浦 正和

杉浦 正和(すぎうら・まさかず)

早稲田大学ビジネススクール教授

京都大学卒業、スタンフォード大学ビジネススクールでMBA取得。日産自動車、外資系コンサルティング会社、金融機関を経て、2008年から現職。人材・組織マネジメントを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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