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すべての英語は大和言葉に訳せ

堅苦しい英語が身近なものに聞こえてくる

2013年7月26日(金)

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 英語って堅苦しい言い回しばかりで、血の通った言葉に思えないと感じることはありませんか? ひいては、それを話しているアメリカ人やイギリス人にも親近感が湧かないことはありませんか? ぼくは長い間そう感じてきました。

 今日お話しするポイントを知っていれば、英語やネイティブがぐっと身近に感じられるようになります。ぼくのようにネイティブとの距離を縮めるのに何年もかけないで済みます。

英語はどうしてこんなに仰々しいの?

 「飛行機の時間、分かった?」というぼくの質問に秘書のスーザンは

I haven’t done research on it yet.

 と答えました。この答えを聞いて「だから英語は嫌いなんだ」と思ったものです。「調査がまだ終わっていません」だなんて、言い方が仰々しすぎです。

 米国で働いていた時、得意先に行くのに、直行便で、かつ朝早すぎない便を探してほしいと依頼していたのでした。「Research(調査)とは何だよ。大げさだよ。いつも電話している旅行会社に電話するだけじゃないか」と感じたわけです。

 もしこれが日本人同士だったら、
「飛行機の時間、分かった?」
「まだ調べてないです」
 という会話をしていたでしょう。一緒に仕事をしている人に「調査」という表現は使いません。

 テレビでコメディを見ていたら、ある人があまりに太ったのでbeyond recognition(判別不能だ)と言っていました。ここで皆が大笑いしました。日本ならばお笑いの番組で「判別不能」とは言わないでしょう。「見間違えそうだった」くらいに言うはずです。

 皆さんはネイティブの英語を聞いて、どうして仰々しい単語を使うのだろうと思ったことはありませんか?

英語を堅苦しく感じるのは日本語のせい

 英語がまるで話せなかった頃、ぼくにはネイティブが同じ血の通った人間には見えないことがありました。このことについて考えているうちに、それが目や髪の色、背の高さといった外見が理由ではないことに気づきました。日本語を達者に話す外国人には違和感を覚えたことが一度もなかったからです。つまり、ネイティブに対して感じる距離は英語そのものが原因だったのです。

 今ははっきり分かるのですが、英語も日本語と同じように心を通わせることのできる言葉です。であるにも関わらず、ネイティブが同じ人間に見えなかった――その原因の半分は実は日本語にありました。日本語は英語に比べて、話し言葉と書き言葉の差が大きいのです。

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「すべての英語は大和言葉に訳せ」の著者

林 則行

林 則行(はやし・のりゆき)

投資家

投資家。全く英語が話せないのに資産運用のノウハウ修得のため渡米、コロンビア大学MBAにぎりぎり合格。仕事力と日本人の強みを生かすことで、社内最低の英語力ながら海外運用機関で株式運用部長。現在独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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