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「マクドナルド」と言っても米国人に“McDonald's”とは聞こえない

読者の皆さんの質問にお答えします

2013年7月24日(水)

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 本連載を始めて2カ月近くたちました。私は社会人になってから複数の外資系IT(情報技術)企業に勤め、エンジニアをしたり、営業をしたり、マネジャーをしたり、日本法人の責任者をしたり、色々な役割をこなしてきました。しかし、メディア上でコラムを連載するのは、この『これで乗り切れ!「英語」で初仕事』が初めてです。

 英語で苦労している方々のお役に立ちたいと思い、おっかなびっくりで原稿を書いてみましたが、多くの方に参考にしていただいているようで、私もやりがいがあります。そして、たくさんのコメントをありがとうございます。こういう形で感想や意見をもらうというのも、初めての経験で勉強になります。

 お礼の意味も込めて、今回はいただいたコメントについて、私が回答できることをまとめてみます。お役に立てば幸いです。

 読者コメントを再掲し、次に私の回答を掲載します。読者コメントの一部を編集部が編集したところがございます。それから、言語やカルチャーに関することには、数学のように絶対的な正解はありません。私の回答は1つの候補、あるいは考え方として読んでください。

意味不明の和文を訳せと命令されたら

 『東京2020は、ダイナミックなイノベーションとグローバルなインスピレーションを共に実現します。日本人のユニークな価値観やグローバルなトレンドを発信する都市の躍動を試合の力と一体化します。次の世代のために、オリンピックの価値を強化し、磨きをかけるユニークな祝福の式典となるでしょう。そして、多くの世界の若者達に貢献し、夢と希望を与え、スポーツの利点を伝えるのです』

 このような和文をクライアントから「いいからそのまま英語に訳せ」と言われたらどうしたらよいでしょうか。

 そのようなクライアントがもしいたら、私の連載を読んでもらってください!

 これまでの連載で、英語で書く前に日本語で分かるようにしてください、とお伝えしてきました。読者の方が引用された文章は、悪い意味の典型例です。とはいえ、不思議なことに日本語のまま読むと、それなりに読めてしまうのですが、英訳は不可能です。

 もう1回読んでみますと、「インスピレーションを実現」とか、「価値観と躍動を試合の力と一体化」とか、もう何のことか分かりません。「一体化します」をもっと具体的な日本語にしてもらわないと英訳のしようがないでしょう。そのまま「Integrate」と訳しても、全く通じません。

 ところでちょっと調べてみたところ、上記の文章は、オリンピック東京誘致の日本語版オフィシャルサイトには見当たりません。ただしオフィシャルサイトの英語版を見ると「vision」のところに次の英文が出ていました。

Tokyo 2020 will bring together dynamic innovation and global inspiration. It will unite the power of the Games with the unique values of the Japanese people and the excitement of a city that sets global trends. It will be a unique celebration that will help reinforce and renew the Olympic Values for the new generation. And will contribute to more young people, worldwide, sharing the dreams, hopes and benefits of sport.

コメント5件コメント/レビュー

米国で米国企業で働いているものです。「しかたがない」という表現をしたい時は確かにあるでしょうが、no choice、no other wayのような表現ですと、マネジメント的には消極的、否定的過ぎると取られる場合があるので、もっとポジティブな感じに「Considering all options, this is the best (or only) solution.」の様に表現するのが好まれる感じがします。そのような言い方をする方が周りも聞いてて安心するし、説得力があるように聞こえると思うのですが、いかがでしょうか。(2013/07/24)

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「「マクドナルド」と言っても米国人に“McDonald's”とは聞こえない」の著者

岡田 英雄

岡田 英雄(おかだ・ひでお)

グローバル人材育成アドバイザー

テキサス州立大学電子工学科を卒業後、日本IBMに入社。その後、複数の金融パッケージソフトウエア会社の日本進出にかかわる。シスコシステムズにも在籍。数々の海外プロジェクトのマネジメントを経験。現在、日本企業のグローバリゼーションに貢献するサービスを企画。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

米国で米国企業で働いているものです。「しかたがない」という表現をしたい時は確かにあるでしょうが、no choice、no other wayのような表現ですと、マネジメント的には消極的、否定的過ぎると取られる場合があるので、もっとポジティブな感じに「Considering all options, this is the best (or only) solution.」の様に表現するのが好まれる感じがします。そのような言い方をする方が周りも聞いてて安心するし、説得力があるように聞こえると思うのですが、いかがでしょうか。(2013/07/24)

マクドナルドは大体「マック」じゃないでしょうか?多くの日本人がアメリカでマックに行って「お持ち帰り」をTake Outと言ってしまって通じない。店内はHere、お持ち帰りはTo Go。昔ウィーンのマックでフライドポテトを英語で言ってもドイツ語で言っても通じなかった。結論は「ポン・フリ」(フランス語でした)。私は中学の単語と英文法で毎日英語のメールや会議を仕事でやってますが、失敗を恐れないこと、日本人でもネイティブでも使えると思った言い回しをパクること以外に上達の道は無いと思います。ドゥ・ノット・ヘズィテイト!!(2013/07/24)

オリンピックのコメントをしたものです。本当にご回答が来てビックリしました。書いた本人もすっかり忘れておりましたが。(笑)▼丁寧なご回答ありがとうございます。今後も楽しい連載、楽しみにしております。(2013/07/24)

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