• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「FUNNY」が分かると英語の会話は楽しい

英米人は言葉の変化球が好き

2013年8月30日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

ネイティブと友人として付き合うようになると、会話の中で困惑してしまうことがあります。英米人には会話の内容とは別に、会話自体を楽しむ習慣があります。日本人の私たちは、これになかなか慣れることができないからです。今回のコラムを読めば、英語での会話の真髄がfunnyであることが分かります。ネイティブとの親しい会話に対する心構えができます。

ちゃちゃを入れるだけの会話が楽しい

 ネイティブは、仕事上の折衝をしている時には、用件しか話さないかもしれません。でも、昼食時やフリータイムなど、リラックスした雰囲気の時には、会話を楽しもうとします。ネイティブがその場に複数いれば必ずそうなります。たいした内容はないにもかかわらず、言い回しの妙で盛り上がるのです。「会話が楽しい=話題が楽しい」と思っている私たち日本人はついていけないことがあります。

 「話題と関係なく会話が楽しいってどういうこと?」と思われるのではないでしょうか。ここで、実例を挙げると分かりやすいでしょう。友人ドナルドとぼくとの会話です。

ぼく:ニューヨークに行ったんだ。I went to New York.
友人:新しい仕事だって?New Work?

 ドナルドはNew Yorkが New Workと聞こえたフリをして会話を進めようとしています。ぼくが失業中なのを知った上でのことです。会話はこんなふうに続きました。

ぼく: まだ仕事は見つかっていないよ。
友人: そうだった。解雇(Fired)になったばかりだったものね。
ぼく: 人聞きが悪いなあ。仕事と仕事の間だ(between jobs)って言ってくれない?

 この例で分かるように、友人とぼくは楽しく会話をしていますが、中身があるというわけではありません。ドナルドがちゃちゃを入れているだけです。審判がいれば、ぼくの方が劣勢と判断するところでしょう。となれば、なんとか隙を見つけて巻き返しを図らなければなりません。

友人:だったら、明日の1時から2時(one to two)は暇(ひま)だろ?
ぼく:何だって、1時59分だって?

 one to twoはもちろん1時から2時の意味です。しかし、toには「~前」とういう意味があり、one to twoは「2時1分前」とも取ることができます。A quarter to two=2時15分前といった具合です。これで1勝1敗になりました。

 同じ会話を日本人同士でしたら、「ニューヨークに行ったんだ」「へえ、そうなの。ところで、明日の1時から2時は暇(ひま)?」といった具合に淡々と話が進むでしょう。英米人は、日本語の会話は味気ないとの印象を持つでしょう。

コメント8

「TOEIC500点でも国際人になれる」のバックナンバー

一覧

「「FUNNY」が分かると英語の会話は楽しい」の著者

林 則行

林 則行(はやし・のりゆき)

投資家

投資家。全く英語が話せないのに資産運用のノウハウ修得のため渡米、コロンビア大学MBAにぎりぎり合格。仕事力と日本人の強みを生かすことで、社内最低の英語力ながら海外運用機関で株式運用部長。現在独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック