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プロフィットとコスト:ビジネスマンの「能力の証明」

2013年9月17日(火)

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 アメリカの金融街ウォールストリートに伝わるジョークに“Where are the customers' yachts?”と呼ばれるものがあります(本の題名にもなっています)。

 豪華なヨットがたくさん停泊している船着場に、観光ガイドがお客さんを連れてきて言いました。

 「ご覧ください。あそこに並ぶヨットはみなバンカーやブローカーのものですよ」 

 それに対して気の利かない観光客の1人がこう質問しました。

 「お客のヨットはどこにあるのかね?」

 ウォールストリートの金融機関の人たちは確かにたっぷり儲けたけれど、「彼らのお客にはヨットを買えるほど儲けた人がいるの?」というわけです。

 さて、このジョークは投資を仲介する側と、そして投資家の「儲け」をテーマにしています。このコラムでは、ビジネスリーダーに「本当の意味」を理解してほしいビジネス用語ついて、拙著『ビジネスマンの知的資産としてのMBA単語帳』(略称『MBA単語帳』)に掲載した言葉の中から、毎回いくつかの言葉をピックアップして、「組み合わせ」の形で紹介しているのですが、今回は、最初にこの「儲け」について考えてみたいと思います。

 日本語でも「儲け」に近い言葉には「稼ぎ」「利益」「利得」などいろいろありますが、英語にもいろいろあります。「プロフィット(profit)」「アーニング(earning)」「ゲイン(gain)」「レベニュー(revenue)」「リターン(return)」など。

 前半ではそれらの微妙なニュアンスの違いを探り、後半ではその反対語である「ロス(loss)」と「コスト(cost)」について考えることで、「儲け」を反対側から考えてみたいと思います。 

プロフィットに「能力」のニュアンスがあるわけ

 まずはプロフィット。英語のプロフィットは「仕入れて作って売る能力の尺度」を表します。それを理解するための「親戚言葉」は、「プロフィシェンシー(proficiency:熟達度)」。かみ砕いて言えば、「できるようになることに向けての進み具合」です。

 例えば、英語の能力の程度のことをイングリッシュ・プロフィシェンシーといいます。英語に限らず語学能力の程度はランゲージ・プロフィシェンシー。人が言葉を使うのは、何らかの課題を達成するためですが、そのような能力の尺度はタスク・プロフィシェンシー。

 プロフィットはプロフィシェンシーと根っこが同じだというのは、その「本当の意味」を理解するためには大切です。

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「プロフィットとコスト:ビジネスマンの「能力の証明」」の著者

杉浦 正和

杉浦 正和(すぎうら・まさかず)

早稲田大学ビジネススクール教授

京都大学卒業、スタンフォード大学ビジネススクールでMBA取得。日産自動車、外資系コンサルティング会社、金融機関を経て、2008年から現職。人材・組織マネジメントを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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