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米国人、フランス人、中国人、ブラジル人と電話会議を出来ますか

世界4地域の優先順位を調整するには

2014年2月19日(水)

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 『これで乗り切れ!「英語」で初仕事』の連載を始めたのは2013年6月、今回が14回目に当たります。これまでの13回について、多くの方に読んでいただき、コメントも沢山頂戴しました。ありがとうございます。

 今回から、グローバルビジネスでしばしば遭遇する課題を取り上げ、課題を解決するための英会話例を提示していきます。第1回目として、新製品を発売する順番を決める電話会議の会話を取り上げます。まず状況を説明しましょう。

 新しい製品をいよいよ発売することになりました。対象となる市場は北米、南米、欧州、アジアです。新製品担当者が抱えている課題は、どの地域から先に売り出すのかを決めることです。全世界同時発売ができればよいわけですが、新製品をサポートする体制の兼ね合いなどがあり、それはできません。各地域の担当者は地域ごとの希望を持っており、全員を納得させる必要があります。

世界4地域の担当者会議を体験してみよう

 それでは英会話例を示します。新製品担当者が電話会議の主旨と状況を説明し、各地域担当者の話を聞き、ディスカッションしていきます。登場人物は新製品担当のTaro、北米担当のJohn、南米担当のCarlos、欧州担当のPierre、アジア担当のCheng、5人です。

 以下の英会話に出てくる製品は「企業向けで販売後のサポートが必要なもの」です。具体的に何であるかは書いていませんから、読者の方はご自分の仕事に合わせて読んでみて下さい。

 実際には、私が仕事で体験した電話会議を基に英会話例を書いており、製品とは業務アプリケーションソフトウエアのことなのですが、その点は気にされなくて結構です。業務アプリケーションの場合、英語版をまず開発し、各国の言語が使えるようにして販売します。例文の中で多言語対応への言及が出てくるのはそのためです。

 英会話例は少々長いですが、英語に慣れていただく狙いがありますので、とにかく読んでみてください。分からない単語や言い回しがあっても辞書をいちいち引く必要はありません。

Taro: Thank you very much for joining the call today. It’s very early for you guys in the US and Brazil, and I am ready for some nice cold beer. The purpose of the call today is to discuss and agree the launch timing for the new product. As I shared with you in the e-mail, because this is the new category we are moving into, I propose launches take place region by region, minimum two weeks in between, preferably four weeks for the first two. That way if there are any issues, all the glitches can be worked out before the following launch. As you know, the ordering system had to be modified, and the new features will be used for the first time in production. Anyone, any comments?

John: Taro, First of all, thank you very much for inviting all of us into one call. I agree with you that we should probably take a bit more cautious steps compared to other launches. But at the same time, all the sales guys globally have been waiting for this product. We must have some good explanations for the gap between the first region and the last. Obviously I want to become the first!

Cheng: Hold it, John. I’d like to remind you that we grew the most in APAC last year. (laugh)

Taro: I agree that impact to the market is the most important point, but at the same time I want to consider two other factors, support resources and maturity of resellers. More resources you have, the contingency plan will be easier to execute. And resellers that have worked with us for a long time can move much faster and can respond to unexpected situations. What do you guys think, Pierre and Carlos?

Pierre: I agree with you, Taro that we need to make sure that everything goes smoothly especially because it is a new area we are embarking on. One way to look at is that small start might be a better choice for the very first one. The system is upgraded, business process is changed, and resellers must adapt to it.

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「米国人、フランス人、中国人、ブラジル人と電話会議を出来ますか」の著者

岡田 英雄

岡田 英雄(おかだ・ひでお)

グローバル人材育成アドバイザー

テキサス州立大学電子工学科を卒業後、日本IBMに入社。その後、複数の金融パッケージソフトウエア会社の日本進出にかかわる。シスコシステムズにも在籍。数々の海外プロジェクトのマネジメントを経験。現在、日本企業のグローバリゼーションに貢献するサービスを企画。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中谷 巌 「不識塾」塾長、一橋大学名誉教授