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単語は文字でなくビジュアルで覚える

2014年3月26日(水)

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 同じ非ネイティブなのに、なぜ日本人は中国人、韓国人に比べて英語が下手なのか。仕事で英語を使う必要に迫られた私は、こんな疑問を出発点として英語の勉強法を研究してきました。連載2回目の今回は拙著『アジアの非ネイティブに学ぶビジネス英語速習術』の内容をベースに、「脱・暗記」の大切さについてお話ししたいと思います。

 私たちは義務教育の時から英語を学習してきました。しかし、その勉強方法が効果的、効率的であったとは私には思えません。

 多くの日本人は、中学、高校、大学と10年も英語を勉強するのに、日常会話すらままならない。それは英単語や英文法の「暗記」を中心とした学習だから当然の帰結です。自分が話したいことを丸暗記して会話したり、相手から聞くことを丸ごと記憶したりすることなど、できるはずがないのです。原稿を暗記してスピーチすることはあるかもしれませんが、それは非日常的なことです。

 テストを受けることが目的なら別ですが、英語を仕事や私生活で活用することが目的なら、これまでの学習方法の延長で成果が上がるわけがありません。

 『アジアの非ネイティブに学ぶビジネス英語速習術』を執筆するに当たって、私はアジア各国の友人や会社の同僚約20人に改めてインタビューしました。そこで彼らに「英語の表現力を高める一番の方法は何だと思う?」と聞くと、ほとんどが「英語が話せる外国人と友達になる」「英語のニュースや番組を日常的に見る」「英語の新聞や雑誌を読む」と答えました。少なくとも、そのどれもが日本の学校で教えられる暗記を中心とした勉強法とは異なります。

 同じ質問を日本人にすると、「単語を徹底的に暗記し、語彙力を高める」「相手に通じるように発音を鍛える」といった答えが返ってきます。英語の実践環境からかけ離れた取り組みばかりで、表現力が上がるとはとても思えません。

 では、アジア各国では暗記に頼らず、どのようにして英語を勉強しているのでしょうか。

海外には単語帳がない!?

 中国人をはじめ、アジアの知人と話をして私がまずびっくりしたのは、「海外には単語帳がない」ということです。日本人には英語学習の必須アイテムのように思える単語帳に依存しなくても、十分に単語は覚えられるというのです。実際には日本以外の国にも「フラッシュカード」と呼ばれる単語帳のようなツールがありますが、これには文字ではなく絵が描かれています。このカードを高速でめくって大量の絵を見ながら、単語を連想していく。その目的は脳への記憶ではなく、脳の活性化にあります。

 私は学生時代に単語帳や英単語本をよく活用していました。しかし、時間をかけてたくさんの単語を記憶した割には実践で思い出せる単語はごくわずか。数年間の時間投資に見合った効果とはいえませんでした。今ではスマートフォンでも単語帳機能が使えますが、同じように効果はあまり期待できないでしょう。記憶に頼ると、訳語通りに英語を解釈しようとするのでどうしても無理が生じます。実際の英語のスピードでは、そんな解釈をしているヒマはなく、時間オーバーということになります。

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「単語は文字でなくビジュアルで覚える」の著者

金田 博之

金田 博之(かねだ・ひろゆき)

大手メーカー勤務、ビジネス書著者

98年SAPジャパン入社。30歳で部長、35歳で営業企画本部長。2014年1月日本の大手メーカーに転職。本業の傍ら、自身のスキルアップの経験を伝える活動にも取り組む。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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