• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

中堅企業に学ぶ成熟市場での勝ち方

第1回 不確実な環境、打破する戦略(中)

  • 慶応義塾大学ビジネス・スクール

バックナンバー

2014年6月12日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 慶応義塾大学ビジネス・スクールがビジネスパーソンを対象に開催している「公開講座シリーズ」の一部を紹介する本コラム。

 今回は、前回に引き続き、「不確実な環境、打破する戦略」と題して磯辺剛彦教授が行った講演をお届けする。

 年商10億~1000億円規模の中堅企業に着目。成功した企業例から、ビジネスモデルの組み立て方やポジショニングの取り方を学ぶ。 

(構成は小林佳代=ライター/エディター)

磯辺 剛彦(いそべ・たけひこ)氏
慶応義塾大学大学院経営管理研究科(慶応義塾大学ビジネス・スクール)教授。1981年慶応義塾大学経済学部卒業後、井筒屋入社。91年慶応義塾大学経営学修士、96年博士を取得。流通科学大学商学部助教授、同教授を経て、2005年神戸大学経済経営研究所教授。2007年から現職。専門は経営戦略と国際経営(写真:陶山 勉)

 前回、環境が刻々と変化する中で、競争優位には賞味期限があること、次の一手、次の戦略を考え続けることが必要であることを説明しました。今回は具体的にどのような戦略を構築していくのがよいのかを指摘していきましょう。

 企業には規模によって階層があります。大きく分けると大企業、中堅企業、中小・ベンチャー企業の3つです。まず、それぞれの置かれた状況を見てみましょう。

 まず、大企業。米『フォーチュン』誌が年1回発表する「フォーチュン・グローバル500」という売上高ランキングで、日本の大企業のグローバルな位置付けを確認してみます。

 今から20年前、1994年には「フォーチュン・グローバル500」の中に日本企業は149社ランクインし、500社の総売上高に占める比率は37.1%に達していました。

 これが、約10年後の2003年には82社のランクインに減り、比率も14.6%に下がります。その10年後の2013年には、さらに62社、12.3%にまで下がっています。

 20年の間に、世界のトップ500社の総売上高のうち、日本企業が占める比率は3分の1以下に落ちてしまったことになります。日本の大企業は現在、非常に厳しい状況にあることが分かります。

 このように数字を落としたのは日本企業だけです。米国企業もドイツ企業も20年間、ほとんど変化はありません。

 特に問題だと思うのは、日本の大企業のうち、自動車メーカー以外の企業がすべからく痛い目に遭っていること。「この企業が弱くなった」「この業界は強くなった」ということではなく、皆一様に力を落としているように見えます。このことから、日本の大企業の経営には何らかの問題があると推測できます。

コメント0

「慶応ビジネス・スクール エッセンシャルズ」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック