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「よし、フライング気味に動こうぜ」

前のめりこそ、トップを奪うためのルール

2014年8月19日(火)

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アフィリエイト広告大手のアドウェイズ。岡村社長は「フライング気味に動くことで成長を維持してきた」と自己分析する。小さな変化を見逃さず、既存事業から新規事業に精鋭社員を大量に送り込む経営スタイルが、変化の激しいネット業界で急成長を続ける秘密だ。
岡村社長は16歳で働き始め、20歳で起業した(写真:菊池一郎)

 「早く仕事がしたい」と高校を2カ月で自主退学してから、もう20年近くたちました。高校に通えないほど家が貧乏だったのでもないし、グレていたわけでもありません。ただただ純粋に、仕事がしたかった。1日でも早く社会に出たかった。働きたいという衝動をどうしても抑えられなくなったのです。

 高校は真面目な校風だったので「働きたいから、俺、高校やめるわ」と言うと、友人たちは呆気にとられていました。働かないニートはたくさんいても、働きたくてたまらず高校を2カ月でやめるやつは少ないかもしれません。ともあれ意気揚々と先生に退学届を出し、僕は16歳で念願の社会人になったのです。

創業から6年、26歳で上場

 なぜそんなに働きたいという衝動に駆られたのか、そのあたりのことはおいおいこの連載で話していきますが、転機になったのは2000年。大阪の会社で換気扇のフィルターを売っていた頃、インターネット事業を幅広く手掛けるサイバーエージェントが上場しました。

 「これからインターネット市場は爆発的に伸びますよ」

 新聞や雑誌で読んだ藤田晋社長の話に、僕は強烈な衝撃を受けた。当時働いていた会社では全国2位の営業成績を上げ、仕事も面白かったのですが、とにかくネットの世界に入らなくてはと思い、半年後、ネット広告事業のアドウェイズエージェンシー(現アドウェイズ)を立ち上げます。20歳のときでした。

 「世界のインターネット商社になる」という大きな目標を掲げて一心不乱に仕事にのめり込んでいるうちに、06年には東証マザーズに上場を果たします。僕はそのとき26歳2カ月。上場時の年齢は当時最年少だったそうですが、ものすごく感慨があったかというと正直それほどでもありません。26歳というと世間的には若いかもしれませんが、社会に出てから10年、創業してから6年がたっていましたからね。「世界のインターネット商社になる」という目標の通過点だと考えていました。

 ざっと僕のこれまでの歩みを話すとこういう流れです。今やアドウェイズはアフィリエイト(成果報酬型)広告大手として、売上高315億円(2014年3月期)、国内外のグループ会社を含め1000人の社員(アルバイト含む)を抱えるまでになりました。

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「「よし、フライング気味に動こうぜ」」の著者

岡村陽久

岡村陽久(おかむら・はるひさ)

アドウェイズCEO

1980年埼玉県生まれ。96年に高校を中退し、アルミ製品販売会社に入社。2001年にアドウェイズを設立。06年、当時の史上最年少、26歳2カ月で東証マザーズに上場。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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