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第1回 いま見ている部下の可能性は「氷山の一角」

2014年11月7日(金)

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採用したのにすぐに辞めてしまう、なかなか戦力として育たない……。多くの企業がこうした人材育成に関する悩みを抱えています。でも、若手が育たないのは部下(社員)に問題があるのでしょうか。実は、人材が育たないのは育てる側にそのノウハウや経験がないからなのです。
このコラムでは、経営コンサルタントの御供田省吾・組織営業総研代表が若い人材の活用で急成長を遂げたベンチャー企業などで成果を上げた人材育成の考え方とその実践法を3回にわたって解説します。
第1回は、優れた料理人が素材を熟知しているように、まず素材としての部下のことを良く知る必要があるとし、「氷山化思考」を勧めます。

 冒頭に書くのもなんですが、人材育成に関する書籍や雑誌、研修・セミナーが本当に多いと思いませんか。書店のマネジメントコーナーに足を運んでも、日々更新されるインターネット上の記事に目を通しても、このテーマに関する情報があふれています。人材育成はもはや“国民的”テーマと言ってよいのかもしれません。

 このコラムをお読みいいただいている皆さんもきっとこうした本や雑誌を手に取ったり、研修・セミナーに参加したりされている方が多いと思います。

御供田 省吾(ごくでん しょうご)氏

組織営業総研代表。大学卒業後、キーエンスに入社。エリア責任者として売り上げ拡大と人材育成に携わる。その後、不動産ポータルサイト運営のネクストへ。若手営業マンが成果を出しながら成長する組織や、次世代マネジメント層を排出する仕組みを構築するなど同社急成長の後押しをした。豊富な実務経験を生かし、幅広い業種の企業をコンサルティング支援している。日経トップリーダー経営者クラブ「トップの情報CD」などで連載コラムを執筆中。

人材育成に苦労している上司は、部下のことを知らない

 ところが、情報はあふれているし、経営者を含めて上司という立場にある人達も限られた時間をやりくりしながら一生懸命それらをインプットし、学んでいるにも関わらず、人材育成が思うようにいかない……。依然として多くの会社では、人材育成の課題は未解決のままです。これは何故なのでしょう。

 様々な現場の事情も含め、その理由が1つではないのは間違いありませんが、育成に苦労している多くの上司と部下(あるいは経営者と社員)を見てきて分かった共通点があります。それは、人材育成に苦労している上司は、実は部下のことを意外なほど知らないという事実です。

 もちろん、名前を知らないといった話ではなく、自分の部下を育てていくために必要なその部下についての知識が少ないという意味です。

 人材育成というのは、人材という素材を最大限に活かせる状態にしていくことでもあります。そこで、素材を活かすという共通のミッションを持つ料理人を例に、どういうことなのか説明していきましょう。

コメント1件コメント/レビュー

確かに、自分の経験を振り返っても(現在も?)上司は自分のことを少しも見ていない(見ようとすらしていない)と感じることが多々あります。ただしサラリーマン処世術では、上司に良い自分像を見せることも評価を得るためのスキルと言う論が聞かれる事からも、どちらかと言うと、上司が部下を見ると言うよりも部下が上司にどうみられるかが重視されていた様に思います。その意味から今回の記事の、上司が部下をよく見るべし(見えていないと知るべし)と言うのは新鮮です。これまで接してきた上司には、「そんなの無理」と、一顧だにしないタイプが多いですが、世の風潮が変われば、そうした考えにも変化が訪れるでしょうか。ちなみに氷山の一角と言うときピラミッド型(マッターホルン型)の絵を描きがちですが、これだと浮力でひっくり返って横に寝たり逆立ちしてしまいます。(理系なもので看過できない。失敬)(2014/11/07)

「人材育成のカギは「氷山化思考」にあり!」のバックナンバー

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「第1回 いま見ている部下の可能性は「氷山の一角」」の著者

御供田省吾

御供田省吾(ごくでん・しょうご)

組織営業総研 代表

キーエンスに入社後、エリア責任者として売り上げ拡大、人材育成に貢献。その後、不動産ポータルサイトを運営するネクストで次世代マネジメント層の排出など、同社急成長の後押しするなど豊富な実務経験を持つ。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

確かに、自分の経験を振り返っても(現在も?)上司は自分のことを少しも見ていない(見ようとすらしていない)と感じることが多々あります。ただしサラリーマン処世術では、上司に良い自分像を見せることも評価を得るためのスキルと言う論が聞かれる事からも、どちらかと言うと、上司が部下を見ると言うよりも部下が上司にどうみられるかが重視されていた様に思います。その意味から今回の記事の、上司が部下をよく見るべし(見えていないと知るべし)と言うのは新鮮です。これまで接してきた上司には、「そんなの無理」と、一顧だにしないタイプが多いですが、世の風潮が変われば、そうした考えにも変化が訪れるでしょうか。ちなみに氷山の一角と言うときピラミッド型(マッターホルン型)の絵を描きがちですが、これだと浮力でひっくり返って横に寝たり逆立ちしてしまいます。(理系なもので看過できない。失敬)(2014/11/07)

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