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ビッグデータや3Dプリンターは儲かるの?

高杉康成の、目利き力と企画力UP講座(第1回)

2014年11月21日(金)

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儲かるビジネスはプランで決まります。「どんなトレンドやニーズを把握して、どんな価値を、誰に提供するか」。この形づくりが儲かるビジネスの基本です。本連載では、新商品開発をはじめとした新しいビジネスをスタートさせるときの様々な「実践ポイント」を分かりやすく解説していきます。第1回は、ブームを見極め方です。

 儲かっている(高収益な)ビジネスは「ブーム」をうまくつかんでいます。しかし、この「ブーム」は、その捉え方を間違うと、ビジネスにつなげることさえできなくなります。そこで本連載第1回は、「ブームの見極め方」を伝授しましょう。

「ブーム」には「言葉の独り歩き」の場合がある

高杉 康成(たかすぎ・やすなり) コンセプト・シナジー代表取締役。神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA)。キーエンスで新規事業・新商品グループチーフなどを務めた後、独立。高収益の実現を目標に、新規事業・新商品開発、提案営業力強化などの収益力改善を指導している。

「クラウドビジネスを始めようと思う」。筆者が新規事業・新商品開発の相談で、経営者から非常によく聞く言葉です。

「新聞・雑誌などを見ていると『クラウド』という言葉がよく登場する。今はクラウドがブームだと思う。そこで当社もクラウドビジネスを始めようと思うのだ。何かいいアイデアはないか」と相談者は言います。

 実はこのような質問を受けるたびに違和感を覚え、こう質問を返します。「確かにクラウドビジネスは盛んですが、それはクラウドという手段を使ったビジネスに過ぎないのですよ。御社でクラウドを使ってできるビジネスはありますか?」

 すると、ほとんどの相談者が黙ってしまうか、「だからそれをアドバイスしてくれ」と返してきます。相談者の発想では、「誰にどうやって何を販売するのか」というビジネスの基本的な部分が飛んでしまっているのです。

 要は、「クラウド」というブームを感じ取った経営者が、何をしていいのか分からないので、とりあえず相談してみた、というケースです。

 他にも「クラウドブーム」の話はあります。「今度、新商品を発売するが、その新商品はクラウドサービスも付帯させようと思う。何かいいサービスはないか?」。ここでも「クラウド」という言葉が独り歩きしています。

 「その新商品はどういった価値を顧客へ提供するのか」「その提供価値の中に、クラウドという手段を使うと、より価値が高まるものはあるのか」という捉え方をして初めて「クラウド」という手段を生かせる可能性が見いだせます。

 改めて言いますが、「クラウド」はビジネスを行うための手段です。にもかかわらず、それが独り歩きして、「クラウド」という内容を盛り込めば儲かるビジネスができる、と勘違いしてしまっているのです。

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「ビッグデータや3Dプリンターは儲かるの?」の著者

高杉 康成

高杉 康成(たかすぎ・やすなり)

コンセプト・シナジー代表取締役

神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA)。キーエンスで新規事業・新商品グループチーフなどを務めた後、独立。高収益の実現を目標に、新規事業・新商品開発、提案営業力強化などの収益力改善を指導している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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