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「どの企業が、なぜ儲かっているのか」を知ろう

第5回「会計学入門 『吉野家とゼンショー』」(中)

  • 慶応義塾大学ビジネス・スクール

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2014年12月17日(水)

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村上裕太郎(むらかみ・ゆうたろう)氏
2000年上智大学経済学部経済学科卒業。2002年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、2006年同後期課程修了。名古屋商科大学会計ファイナンス学部専任講師を経て2009年より現職。(写真:陶山勉、以下同)

 慶応義塾大学ビジネス・スクールは2013年からビジネスパーソンを対象とした「公開講座シリーズ」を開催している。最先端の経営学研究の成果を一般に公開し、様々なビジネスシーンで生じる課題の解決に役立てる視点を提供するのが狙いだ。2年目となる今年は12月までに全7回の講座を開く予定。日経ビジネスオンラインではその講座の一部を紹介していく。

 11月12日、慶応義塾大学日吉キャンパスで村上裕太郎准教授による公開講座が行われた。テーマは「会計学入門 『吉野家とゼンショー』のケース・ディスカッション」。今回は通常の授業スタイルではなく、村上准教授と50人の聴講生とがディスカッションを交わしながら進めるスタイルの講義となった。

 今回は吉野家とゼンショーを比較する前提となる外食産業の市場動向を各社の売上高や売上高営業利益率から分析。「どの会社が儲かっているか」「それはなぜか」という視点を共有した。

(構成は小林佳代=ライター/エディター)

 ある企業を分析する上では、前提として、その企業が属する市場の状況を理解することが重要です。ここからは、吉野家ホールディングスとゼンショーホールディングスの経営を比較分析する前段階として、外食市場の状況を見ていきましょう。

 外食市場の動向は、景気の影響も受けますが、基本的には日本にいる人の胃袋の数に依存しています。その規模は約30兆円。このところ、全体の額に大きな変動はありません。

 30兆円の内訳を見ると、レストランやファストフードなど店舗で食べる「狭義の外食」が約23兆円で、コンビニや総菜店など外部で調理したものを自宅で食べる「中食」が約7兆円。傾向としては中食が増え、狭義の外食は減ってきている状況です。

 ではなぜ中食が増えてきているのでしょうか。どなたか意見をどうぞ。

聴講者A:単身世帯が増えて1人で外食に行きにくくなっていると思います。

 そうなんでしょうね。僕は1人で焼肉も平気で行っちゃいますけど。ほかには?

聴講者B:そもそもコンビニやスーパーに置いている総菜や弁当のクオリティーが上がっておいしくなっているので人気が高くなってきたのではないでしょうか。

 凍らせず、チルドの状態で運ぶ方法を開発したことなどで、コンビニ弁当は飛躍的においしくなりましたね。宅配でも有名レストランとコラボしているようなケースが増えています。中食は種類も質も非常に充実してきています。ほかにどんな理由がありますか。

コメント2件コメント/レビュー

経営分析、事業分析の入門として表現が平易で分かりやすいのが好印象です。(2014/12/18)

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

経営分析、事業分析の入門として表現が平易で分かりやすいのが好印象です。(2014/12/18)

考えてみる事は大事だけれど、どれも後知恵で何とでも言えるので、日本に多い判ったつもりの肝心の分岐点での考える力を鍛えるに至らない。現在進行形の事象に対して議論し、後々に一喜一憂する授業とする方が良いのではないか?先生としては答えが有る方が便利だろうけれど。結果が見えていない状況でこそ議論し易い。詭弁的弁論で議論の結論は如何様にも出来るのも見せて、本番では騙されない為にも。(2014/12/17)

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