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リスクは回避か、それともあえて保有か

第6回 「企業と社会のリスクマネジメント」(上)

  • 慶応ビジネス・スクール

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2015年1月14日(水)

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大林 厚臣(おおばやし・あつおみ)
1983年京都大学法学部卒業。日本郵船勤務を経て96年米シカゴ大学で行政学博士を取得。同年慶応義塾大学大学院経営管理研究科専任講師、98年助教授、2006年教授。この間、2000~2001年米スタンフォード大学客員助教授、2001~2006年社会技術研究システム研究員、2007~2011年慶応義塾大学グローバルセキュリティー研究所上席研究員を兼任。(写真:陶山 勉、以下同)

 慶応義塾大学ビジネス・スクールは2013年からビジネスパーソンを対象とした「公開講座シリーズ」を開催している。最先端の経営学研究の成果を一般に公開し、様々なビジネスシーンで生じる課題の解決に役立てる視点を提供するのが狙いだ。2年目となる2014年は12月までに全7回の講座を開いた。

 12月11日、慶応義塾大学三田キャンパスで大林厚臣教授による今年度最後の公開講座が開かれた。テーマは「企業と社会のリスクマネジメント」。グローバル展開の進展に伴い、企業が直面するリスクの種類は増え、自然災害のリスクも年々高まっている。企業や社会は多様なリスクにどのように備え、対処すればよいのか。体系的に解説した。

 リスクマネジメントの基本は「洗い出し、分析」「対策」「訓練」「見直し」という4段階のサイクルを回すことであり、対策には「回避」「移転」「保有」の方法があることなどを詳しく説明した。 

(構成は小林佳代=ライター/エディター)

 あらゆる活動、行動にリスクは付きものです。

 首都直下地震はいつ起きるか分からない。道を歩いている時に交通事故に遭うかもしれない。大勢の人が集まる所に行ったらインフルエンザがうつるかもしれない――。

 何をしても、どこに行っても、必ず何らかのリスクが伴います。企業や社会は、それらにどう備え、対処していけば良いのかを説明していきましょう。

 今回、取り上げるのは災害、事件、事故など突発的なリスクについてです。
 最初に企業や社会にとって、リスクにはどんな特徴があるのか、ポイントを3点にまとめて説明します。

人がいるからリスクになる

 第1に「人がいるからリスクになる」。

 人が全く住んでいない原野で震度6強とか震度7の大地震があったとしても災害とは呼びません。ただの自然現象です。そこに誰も人がおらず、経済活動を行っていないのならば被害と呼ぶべきものが生じないからです。逆に小さな地震でも、人口密集地の近くで起き、人がいる建物に影響があったということになると災害になります。

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