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高学歴者ほど危ない退職金運用

専門家の意見と体験談を紹介

2015年4月2日(木)

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 まとまった退職金が手に入ったものの、どう運用したらいいのか――。老後の資金作りに詳しい専門家2人が、運用手法の例を紹介する。学歴の高い大企業OBほど無理な運用に手を出しやすい傾向があり、注意すべきとの声もあったほか、独自に取材した退職者の成功や失敗例を紹介する。

 ページの最後に、最高5万円分の「ギフトカード」や「書籍」が当たる日経マネー実施のアンケートの案内(2015年4月12日まで実施予定)があります。こちらも御覧ください。

株と外貨を積み立てる 相場観は不要

久留米大学 商学部教授
塚崎公義氏

 バブル期に退職金を株に注ぎ込んで大半を失ったという人をたくさん見た。当時は誰もが強気になっていて、株価は上がって当たり前と思い込んでいた。

 しかし本来、株や為替はプロでも当てられない。だからこそ、運用では相場観が不要な時間分散投資を勧めている。期間もじっくり10年かけてほしい。その間余った資金は、預金ではなくインフレに備えて物価連動国債に換えておきたい。従来は投信を通じて買うしかなかったが、2015年1月から個人向けの販売が解禁され、使い勝手が良くなった。

 運用に回せるお金が1000万円以下なら、夫婦で毎年使い続けるNISA口座の上限に収まる。プラザ合意やバブル崩壊などを知る世代は、外貨や株に対してアレルギーがあるかも知れないが、少子高齢化で懸念される経常収支赤字やインフレに対しては、これらは心強いリスクヘッジの手段である。

 株式の資産はETFで持つと良い。個別株だと分散投資が難しいし、投信だと保有コストが高くつきがちだが、ETFならこれらのデメリットを解消できる。なお、私は財政や年金が破綻しないと思っているが、万が一破綻した時には外貨が急騰するはずだ。破綻を心配している人には、強く外貨預金を勧めたい。

 最後になるが、借金の返済も立派な資産運用だ。住宅ローンなどの借金と預金を両建てで持つ人は、退職金受取を機に返済を急ごう。

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「高学歴者ほど危ない退職金運用」の著者

上木 貴博

上木 貴博(うえき・たかひろ)

日経ビジネス記者

2002年に筑波大学を卒業し、日経BP入社。「日経ビジネス」「日経情報ストラテジー」「日経マネー」編集部などを経て、2016年4月から現職。製造業を中心に取材中。趣味は献血(通算185回)。相撲二段。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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デイビッド・ルーベンシュタイン 米カーライル・グループ共同創業者兼共同最高経営責任者