• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

第4回:魚と赤ワインはOK? グラスを回すのはNG?

ワインを飲む時の基本的なマナー

2015年6月4日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

(前回の記事からの続きです。前回の記事はこちらからお読みください→「第3回:ワイン接待のコツ」)

*    *    *

先生
田中滋先生
慶應義塾大学名誉教授。日本における医療・介護・地域包括ケア分野における政策論の第一人者。政府関係の役職も多い。大学院生時代、テレビ番組「クイズグランプリ」のグランドチャンピオンとなり、副賞のヨーロッパ旅行がワインとの運命的な出会い。東京のフレンチレストランやワインバー業界の一部では田中先生を知らなければ「もぐり」と言われる?
生徒(慶應ビジネススクール=KBS修士2年、当時)
小河泰史君
アクセンチュア、リクルートを経て、現在在学中に起業したリフォーム仲介グローバ代表取締役社長。
小田英毅君
本田技研工業出身。ペンシルバニア大学ウォートン校への交換留学を経て、4月より大手証券会社M&A部門勤務。
金原幸作君
三菱UFJモルガン・スタンレー証券派遣。4月より派遣元に復帰。
土田麻梨亜さん
シティバンク、監査法人トーマツを経てKBSに。1児の母として5月より外資系戦略コンサルティングに勤務。
萩野早さん
前職はウェブマーケティングを得意とする広告代理店営業。4月よりライオン海外事業部勤務。
平井伸幸君
KBSのために休職した大手精密機器メーカーに4月より復帰。ベルギーのSolvay Brussels School-Economics & Managementに交換留学。
清水勝彦先生
慶應義塾大学ビジネススクール教授。戦略コンサルティング、テキサス大学(テニュア取得)を経て、2010年より現職。

*    *    *

萩野:一般的にお魚は白、お肉は赤と言われていますが、本当のところ、ワインと料理の組み合わせはどう考えたら良いのでしょうか?

田中先生:それについては食材の色で考えるほうがより分かりやすい。肉でも鳥のささみであれば白ワインの方が合いますし、魚であってもヒラメは白がいいです。マグロは食べ方によりますが柔らかい赤ワインの方が合うことも珍しくない。もちろん、味付け、ソースや醤油との関係も影響します。

 前にも言いましたが、鰻の白焼きは白ワインの方が相性がいいし、蒲焼きだとタレが濃いので胡椒の味を含む赤ワインがお勧めです。ただし、これは原則にすぎず、ヒラメの刺身と一緒に赤ワインが飲みたいと思うなら、それはそれで構わない。マナー違反でもルール違反でもなく、それはその人の好みというものです。

萩野:ワインは楽しむための財ですからね!

田中先生:次にワインをおいしく飲む温度について。赤と白では違います。まず赤ワインは、温度が低いと渋みをまずく感じやすくなります。そこでボルドーなどの強い赤の持つふくよかさを出すには、18~20度と少し高めの温度にして飲む方がおいしい。ブルゴーニュの赤はそれよりやや低い温度がよいでしょう。いずれにせよあまりに冷やしすぎると、良い味が隠れてしまうばかりか、むしろおいしくない部分の味だけがしてしまいかねません。これについては、人の舌が温度によってどのように味を感じるかが科学的に研究されています。

 一方、白ワインもリッチなコート・ド・ボーヌの高級品であれば10~14度、さわやか系はもう少し低い温度が適しています。きちんと冷やして飲むべきなのは、甘いデザートワイン、フランス語でヴァン・ド・デセールと呼ばれる種類です。6~8度ぐらいにして、とろーりとした味を楽しみます。これらのワインはぶどうを凍らせたり、貴腐菌を活用したり、独特な手法で作られます。辛口シャンパーニュは6~8度かな。

清水:ちなみに、ロゼっていうワインがあります、あれは何ですかって言うと変ですが、あれをどういう時に飲むのかと時々……。

田中先生:ロゼは、伝統的には、相対的に気軽なお酒です。

清水:気軽……。

田中先生:南仏のロゼは日常生活で普通に飲まれてきました。最近は上級品も見られますが、どちらかというと気軽なワインです。これに対し、ロゼのシャンパーニュは逆に、同じ銘柄でも相対的に高価格品と思ってください。ドン・ペリニヨンよりもドン・ペリニヨン・ロゼの方が高い。

コメント1

「MBAの本格的ワイン入門」のバックナンバー

一覧

「第4回:魚と赤ワインはOK? グラスを回すのはNG?」の著者

田中 滋

田中 滋(たなか・しげる)

慶應義塾大学名誉教授

慶應義塾大学名誉教授。日本における医療・介護・地域包括ケア分野における政策論の第一人者。政府関係の役職も多い。大学院生時代、テレビ番組「クイズグランプリ」のグランドチャンピオンとなった。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック