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韓国・現代自動車が
世界のトップ5入りする日(その1)

  • 武谷 匡城

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2006年4月25日(火)

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生産台数推移の予測

 まずはグラフを見ていただきたい。これは世界の主要な自動車メーカーの生産台数の伸びを示したものだ。日本では最近、トヨタ自動車の躍進と米ゼネラル・モーターズ(GM)や米フォード・モーターの凋落ばかりが話題になる。確かにトヨタの快進撃はすさまじいが、もう1つ見逃してはならない動きがある。グラフを見れば一目瞭然だろう。下位の方から、すさまじい勢いで右肩上がりの成長を遂げている企業があるはずだ。そう、韓国の現代(ヒュンダイ)グループである。

 CSMワールドワイドの自動車生産台数予測によると、ヒュンダイグループの世界生産台数は2010年に約580万台まで拡大する見通しで、独フォルクスワーゲンを抜いて世界のトップ5入りすることが現実味を帯びてきた。2000年には、ヒュンダイの世界生産は202万台で、世界第9位の自動車メーカーに過ぎなかった。なぜ、ここまで成長し、さらに拡大し続けるのか、ヒュンダイの地域戦略と商品戦略に迫ってみる。

 2000年時点でのヒュンダイの海外生産拠点はインドとトルコが中心だった。子会社の起亜自動車は、イラン、ロシア、そして中国に早くからノックダウン生産拠点(主要部品を輸入し、組み立てだけを行う拠点)を持っていた。しかし、当時のヒュンダイグループ全体の海外生産台数はわずか20万台に過ぎず、ヒュンダイの世界生産台数の10%を占める程度だった。

 海外生産の拡大が加速したのは、2003年からである。インドの生産工場を小型乗用車「アトス」の戦略輸出拠点にしたこと、中国・北京汽車との合弁によって、中型セダン「ソナタ」と小型車「エラントラ」の生産を開始したこと、イランで起亜自動車の小型車「プライド」の生産が増加したことなどが海外生産増加に寄与した。そして、昨年の海外生産台数はついに100万台を突破した。2005年には米国にも新工場を稼働させた。

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