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次世代無線通信技術「WiMAX」
2~3年後に世界的ブレイクの予感

  • 大澤 弘治

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2006年5月9日(火)

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 シリコンバレーに居を構えるベンチャーキャピタルという仕事がら、次世代を担う技術の種を常日頃から探している。最近、注目を集めている技術の1つに次世代無線通信規格「WiMAX」がある。

 WiMAXは、2003年1月にIEEE(米国電気電子技術者協会)が承認した無線通信の標準規格だ。その魅力は、通信スピードの速さと電波到達距離の長さにある。通信スピードは、第3世代携帯電話の最大30倍と、はるかに速い。また、建物内部の通信を想定した無線LANと異なり、見通しの利かない場所にある端末同士でも通信できるように改良されている。

 電波到達距離は、現在一般的に用いられているワイヤレスLANが100m程度。これに対し、WiMAXだと固定通信方式で10km程度、移動体通信方式(モバイルWiMAX)だと1.5~数kmと、圧倒的に広域での使用が可能になる。

 その結果、これまで投資効率の観点から、インフラ整備が難しかった地域でもブロードバンド通信サービスが可能になる。従来、光ケーブルやADSLなどのブロードバンド通信サービスの主戦場は、人口の集中する大都市圏だった。

 しかし、WiMAXを使えば、人口密度が少ない国や地域でも採算が成り立つようになる。有線のネットワーク技術のビット当たりの単価は過去20年で1000分の1以下に劇的に下がったと言われる。同様の変化が無線技術の世界にも起こりつつあるのだ。

 世界的に、WiMAXの普及に向けた取り組みが急速に進みつつある。韓国では、世界に先駆けて、今年の夏頃にコリアテレコムがWiMAXの商用サービスの開始を予定している。

 韓国ばかりではない。欧米諸国や、インド、ブラジルなどが屋外実証実験を進めている。日本においても、総務省が2.5GHz帯を対象とした次世代無線アクセス技術の検討を進めており、モバイルWiMAXがその有力候補と見られている。KDDI、NTTドコモなど大手通信事業者が既に屋外実証実験を実施しているか、または、実験用無線局免許を申請中だ。

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