• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「記者1.5」を目指し、動画像と双方向性を活用

2006年5月15日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「2.0にひっかけた君の原稿、なかなか面白かった」

 「ありがとうございます。ちなみにどのあたりが?」

 「『社員2.0』のところ。あの表を印刷して壁に張ったよ。あ、悪い、君の書いたところではなかったなあ」

 「…」
 
 少し前、弊社の経営陣の1人と上記のやり取りをした。2.0にひっかけた原稿というのは、本欄の第1回目に書いた「Web2.0から社員2.0そして企業2.0と日経ビジネス2.0」である。この記事から、サン・マイクロシステムズがまとめた「社員1.0」と「社員2.0」の比較表へリンクを張った。くだんの弊社幹部は、筆者が書いた原稿ではなく、サン・マイクロシステムズの表の方にいたく感心したわけである。

 幹部の発言を受け、筆者が沈黙している様子を冒頭でご紹介したが、この部分は創作である。実際には次のような会話が続いた。

 「確かに、あの表はよくできています。ある取材先から教えてもらったので、日経ビジネスオンラインの読者の方々に紹介しようと思ったのです」

 「インターネットの時代になって、我々の仕事は変わらざるを得ないな。記者が優れた原稿を書くことはこれまで通り必要だけれども、インターネット上に公開されている面白い情報や、専門家の知見を見つけ出し、それらを読者に紹介することが我々の重要な仕事になるね」

 「我々ではなく、誰でもできますが」

 「確かに誰でもできる。だからこそ我々は目利きとしての力を養っていかないといけない」

地震が起きる前に震度を通告

 筆者に目利きの能力があるかどうかはさておき、記者として多くの人に会う機会に恵まれた。その経験を生かし、「社員2.0」のような情報を本欄で紹介していきたいと思う。インターネットというメディアにおいては「リンクを張る」という、紙のメディアではやりにくいことを簡単に実現できるからだ。

 わざわざインターネットを使う以上、紙ではやれないことにもっともっと取り組んでいかないと、筆者は「記者2.0」に向かって進化できないだろう。もっとも、インターネット関連の技術は非常に進んでいるらしく、ある若手記者から「あなたが2.0を名乗るのは行き過ぎ」と指摘されてしまった。筆者としては「記者1.5」あたりをまず目指したい。

 紙のメディアで不可能なことの1つに、動画像を使った情報提供がある。そこで今回は、「動画で見る緊急地震速報システム」という記事を紹介する。ぜひとも、この記事があるリンク先に飛び、そこで公開されている動画像を動かし、ご覧になっていただきたい。

 緊急地震速報をご存じだろうか。筆者は不勉強で知らなかったが、地震が起きた際、大きな揺れが来る20秒くらい前に、現地に地震到来を告知する仕組みである。20秒あれば設備を止めておくなど地震対策を施せる。この仕組みを利用し「地震が来ますよ」という速報を受けてから、地震が来るまで状況を録画していた企業があった。その企業から貴重な画像を借り、弊社のネット事業部にいるデザイナーに依頼して、元の動画像からテレビ放送の動画像を削除したり、どの状態かが分かるような説明文を付け加えてもらった。

コメント0

「経営の情識」のバックナンバー

一覧

「「記者1.5」を目指し、動画像と双方向性を活用」の著者

谷島 宣之

谷島 宣之(やじま・のぶゆき)

日経BPビジョナリー経営研究所

一貫してビジネスとテクノロジーの関わりについて執筆。1985年から日経コンピュータ記者、2009年1月から編集長。2013年から現職。プロジェクトマネジメント学会員、ドラッカー学会員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人々が働きたいという会社になるには 「働きやすさ」と「働きがい」、この2つが必要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長