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ビームス社長 設楽 洋氏

ビームスは吉本興業であり、ジャニーズ事務所なんです

  • 坂井 直樹

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2006年6月19日(月)

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 浮き沈みの激しいファッション業界で、30年にわたり流行の最先端を走り続けるビームス。ビームスをブランドにしないことで築き上げた30年だった。しかしブランド化の波は抑えることができず、新たな曲面を迎えようとしている。

坂井: ビームスも今年で創業30周年ですか。浮き沈みの激しいファッション業界で、30年間にわたり流行の最先端を走り続けるとは、すごいですね。この30周年に向けて、原宿と渋谷に出店する店舗群を一斉にリニューアルされましたね。

TORAYA CAFEのインテリア
設楽洋(したら・よう)
1951年、東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。75年電通入社。SP(セールスプロモーション)局にてプロモーションディレクター、イベントプロデューサーとして活躍。広告電通SP賞、イベントプロデュース賞受賞。76年電通勤務の傍らビームス設立に参加。83年電通退社、ビームス・新光専務取締役就任。88年ビームス・新光・ビームスクリエイティブ社長就任、現在に至る。97年ニューヨークADC賞金賞、2004年デザイン・エクセレント・カンパニー賞受賞 (人物、ビームス渋谷の写真:皆木優子)

設楽: 企業の寿命は30年と言われます。今後30年を生き残るため、というのはさすがに無理ですが、5年、10年先を見据えて打った施策が原宿地区と渋谷地区の店舗のリニューアルです。2004年から2005年にかけて原宿に出店する店舗をリニューアル、渋谷の3店舗はこの3月に改装しました。

坂井: それぞれ、どのような店にしようと考えられたのですか。

設楽: 原宿に出店する店舗は、すべての店が異なるターゲットを対象にしているため、店舗イメージはすべて違います。原宿はビームスにとってセクションごとの顔を見せる街なんですね。どの店に行っても、違うビームスに会える。異なる商品を扱い店舗デザインやイメージが違っても、それでもビームスに違いないことを伝えようとしています。それに対して渋谷の店舗は、総合店という位置づけです。いくつもの異なるビームスの顔を1つの店舗にまとめて、同じ場所で同じ人に一度に見せることを意識しました。

坂井: そうすると渋谷の店舗は、全国に展開するビームスのプロトタイプといった位置づけになりますか。

設楽: そうですね、象徴的な店舗と言えます。渋谷に関しては、3店舗の改装を一斉に始めたため、同時に休業しました。商売のことを考えたら、改装時期をずらした方がよいのでしょう。しかし、ビームスのいろいろな異なる顔をお客様に見せたかったので、同時にリニューアルオープンできるように一斉に休業したんです。

ビームス原宿店と渋谷店
2006年の創業30周年に向けて、原宿と渋谷に出店する店舗群をリニューアル。ビームス原宿(左)とビームス渋谷

坂井: リニューアルの成果はどうですか。売り上げは、目標通り上がっていますか。

設楽: 当然上がりました。でも売り上げを増やすためにリニューアルしたわけではありません。呼びたい人を店に呼ぶために改装したんです。その意味では、呼びたい人を呼べているので成功したと考えています。

キーワードを投げ考えさせる

坂井: 商品の内容を替えるのではなく、空間のデザインを変えることで人の動きが変わる。面白い現象ですよね。そんな店舗をつくる時は、どのようにしているのですか。

設楽: 総合企画室の者とクリエーティブディレクターなどソフト面を扱う人間でミーティングをしています。私がコンセプトを示して彼らに考えさせます。

坂井: どのような形でコンセプトを出しているのですか。

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