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富士写真フイルム 「富士フイルム先進研究所」

3つの研究所を集約、異分野技術の融合で「破壊と創造」目指す

  • 高橋 史忠

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2006年6月20日(火)

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富士フイルム先進研究所の入り口風景。建物の壁にフクロウのオブジェが飾られている
[画像のクリックで拡大表示]

 まず目に飛び込んでくるのは、真新しい建物の外壁に飾られた巨大なフクロウのオブジェ。フクロウは、ローマ神話において知の女神ミネルバの従者とされる。今まさに飛び立たんとするさまは、研究所のスローガン「融知・創新」の象徴であり、「異分野の知を融合し、独創的な技術による新規事業を創出していく」という古森重隆・富士写真フイルム社長の強い決意が込められている。

 2006年4月、富士写真フイルム(株価)は、神奈川県開成町に研究開発の中核拠点となる「富士フイルム先進研究所」を開設した。

 ナノテクノロジーや機能性材料を中心とした将来のコア技術を開発する「先端コア技術研究所」、有機材料を研究する「有機合成化学研究所」、遺伝子解析医療診断システム、医薬品などの医療事業の強化を担う「ライフサイエンス研究所」という異なる技術分野の3つの研究所を1カ所に集約。総面積5万6000平方メートルという広大な研究所で、5~10年先の新しい製品やサービスをにらんだ新技術の研究開発を進める。2005~2009年度の5年間で総額460億円を投じ、将来は、子会社の富士ゼロックスやフジノンなどの研究機能も一部統合する計画だ。

新規事業を生み出す拠点に

 同社が研究所の組織改革を断行した背景には、足元の既存事業に対する危機感がある。特に銀塩フィルムやデジタルカメラ、現像サービスなどを含む主力の「イメージングソリューション事業」は、デジタルカメラの苦戦や銀塩フィルム市場の縮小で抜本的な改革を迫られている。

 収益の柱となる新規事業を、いかにしてつくり上げていくか。これが、富士写真フイルムの経営課題と言える。2004年2月に発表した5カ年の中期経営計画「VISION75」では、現在を第2の創業期と位置づけ、新規事業創出による成長戦略を前面に押し出した。

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