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「環境コミットメント」に企業の存続力が見える

  • 池原 照雄

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2006年6月27日(火)

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 1999年に公表された時、多分達成できるのだろうが、挑戦的だなと思った。ホンダ(株価情報が2005年時点の排出ガスのクリーン化と燃費向上の自主目標を掲げた時のことだ。6月22日に同社が発表した「環境年次レポート2006」でそのレビューが示され、自動車や2輪車、汎用製品すべての目標数値をクリアした。

 トヨタ自動車(株価情報も93年に始めた中長期実行計画の「環境取組プラン」で、より明確な自主目標を提示している。販売台数や利益率のコミットメントに比べて地味だが、先を行く企業の「環境コミットメント」に注目すれば、将来の企業価値も見えてこよう。

 ホンダが1993年に発表していた自主目標は、95年実績からの改善を掲げたもので、新車のHC(炭化水素)とNOx(窒素酸化物)の総排出量を約75%低減、平均燃費を25%向上させる――などの内容。2005年度の実績ではHC、NOxともに約88%の低減、平均燃費の向上は約31%となった。

ガソリン車で現実的な対応を図るホンダ

 1999年は改正省エネルギー法の施行により2010年燃費基準が設定された年。ホンダはこれを受け、ただちに自主目標を公表した。当時としては世界の自動車メーカーでも前例のない試みだった。

 背景には、1997年末に発売した世界初の量産ハイブリッド車「プリウス」によってトヨタの環境企業としてのイメージが一気に高まったということもあった。「現実的な環境対応は、ガソリン車のクリーン化で実効を上げること」(当時の吉野浩行社長)というのが、ホンダが自主目標に託したメッセージだった。

 ホンダも99年にはハイブリッド車を投入するのだが、後れを取った分、ガソリン車での自主目標という形で負けん気が出た。一方のトヨタは2001年に発表した第3次「環境取組プラン」で、ガソリン乗用車について2010年燃費基準を5年前倒し達成するなど、ホンダとほぼ同じ内容の目標を盛り込んだ。

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