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ガンになったらインターネットでサバイバル【Part.2】

“ガン難民”減らすためのサイト運営で分かったこと

  • 埴岡 健一

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2006年9月13日(水)

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 “ガン難民”を少しでも減らしたいと、日経BPではガン患者を支援するインターネットサイト「がんナビ」 を運営している。先に述べたように、インターネット上にガン情報は多いが、患者が抱える問題を解決するために役立つような情報は少なく、また、それがどこにあるかもすぐには分からない。

 そこで、患者をナビゲート(道案内)するために役立つサイトを作ろうと考えた。もちろん、ワンストップ性を高める、すわなち、患者が知りたい多様なテーマに関して、必要な情報の「要点」やそうした情報に行き着ける「入り口」がカバーされていることを重視した。

「道に迷わない」ように第一人者が解説

 サイトの構成は大きく4つに分かれている。「がんを生きるガイド」「ニュース」「レポート」「その他の情報源」だ。

 「がんを生きるガイド」は、ガン患者が最もよく遭遇する約70のテーマについてのノウハウ集だ。いわゆるサバイバーシップ(悩みの対処法)に関する情報が主である。具体的には、
「お金の悩みの対処法」
「セカンドオピニオン」
「がんの治療と仕事」
といった項目がある。

 各編をその分野の第一人者に最も大切な点をコンパクトに解説してもらい、秘訣7カ条と参考資料5点を付けることを基本形とした。これを読んでおくだけで、「道に迷うことはない」だろうし、もっと詳しい情報は参考資料へと進むことで得られる。

 また、比較的発生頻度が高い10種類のガンについては、診療ガイドラインの要所を完結に分かり易くまとめた「標準治療のエッセンス」によって、病気への理解が深められるようにした。

 「ニュース」は、永年、新薬の開発動向をウオッチしてきた第一線記者によって、新しい抗ガン剤の診療試験の結果など、ホットな情報をカバーしている。また、内外の学会における発表など最先端のトピックも取り上げる。

 世界の抗ガン剤の新しい標準治療を事実上決めているとされる米国臨床腫瘍学会(ASCO)の年次大会に関しては、特設コーナー を設け、約30本の記事を掲載した。

 医師向けではなく患者向けだからといって、決して少し遅れた情報でいいとは考えず、最新の情報を伝えるよう心がけている。

 「レポート」は、ガン患者団体のイベント、学会の公開シンポジウム、治療新技術の動向などについてじっくりと解説を加えている。現在、「がん患者団体アメリカ訪問記」の連載も進行中だ。米国のガン病院、ガン対策、患者団体の動向が詳しく分かり、日本の近未来を占うことにも役立つだろう。

「その他の情報源」として現在、
「患者会」
「ネットコミュニティー(インターネット上の患者交流場所)」
「開発中の抗がん剤」
のリストを掲載している。

 また、「がんナビ」は、週刊のメールマガジン「がんナビ通信」 も発行している。

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