「デジタル機器 世界市場ウオッチ」

【携帯電話編4】欧州で最大市場になったロシア

モスクワだけが突出してハイエンド・モデルの需要が高い

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2006年10月12日(木)

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●欧州の携帯電話機の販売台数(2004年〜2005年実績、2006年予測)

 2005年にイギリスを抜いてロシアが欧州の中で最大の市場になった。さらに2006年に、ロシアの携帯電話機販売台数は対前年比11.6%増の3850万台に拡大する見通しだ。ロシアは、液晶画面がモノクロの機種が20%も残っている。

 一方でモトローラの高級機種「RAZR」の販売が好調だ。機種の幅が非常に広い。これはモスクワだけ突出してハイエンド・モデルが売れているためだ。モスクワ以外の地域ではモノクロ機のニーズが高い。モスクワだけが特別なのだ。人口に比べて販売台数が多いのもモスクワの特徴だ。

 ロシア市場のメーカー・シェアを見ると、フィンランドのノキアが約30%でトップ。2位は20%で韓国のサムスン電子が入る。3位は、モトローラ、台湾のBenQ−Siemens社、英ソニーエリクソンモバイルコミュニケーションズの3社が10%前後で団子状態だ。

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著者プロフィール

菊池 珠夫(きくちたまお)

菊池 珠夫

「日経BPクリーンテック研究所」研究員。野村総合研究所を経て、1996年に日経BP社へ。2002年に日経BPコンサルティングへ出向し、日経マーケット・アクセスで半導体やその応用機器市場の分析記事を執筆。現在、日経BPクリーンテック研究所で太陽電池やスマートシティなど環境分野の記事を執筆している。

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