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セイコーエプソン「エプソンイノベーションセンター」

「知の融合」は研究者たちのコミュニケーションから

  • 鶴岡 弘之

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2006年10月23日(月)

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 毎日顔を合わせる同じ部署の人同士でも、コミュニケーションは難しい。ましてや、話す言葉が異なると言っても過言ではない異分野の研究者たちが共同でプロジェクトを立ち上げ、新領域の技術や商品を生み出すのは、一筋縄でできることではない。

 だが日本のメーカー、特にエレクトロニクス関連企業は、否応なくその実現を迫られている。市場のニーズがますます複雑化する一方で、商品開発には今まで以上のスピードが求められる。1つの技術を突き詰めて新しい市場を切り拓くことが極めて困難な状況にあるのだ。

 事業化を見据えて、複数の技術、研究を組み合わせる──。今、エレクトロニクス企業各社は、その仕掛けづくりを積極的に進めている。

 例えば富士フイルムは富士フイルム先進研究所を設立し、ナノテクノロジーや機能性材料を研究する「先端コア技術研究所」、有機材料を研究する「有機合成化学研究所」、遺伝子解析や医療診断システム、医薬品を研究する「ライフサイエンス研究所」という3つの技術分野の研究所を1カ所に集約した(第1回の記事を参照)。異分野の研究者たちを1つの建物に集め、コラボレーションを推進しようという狙いだ。

デバイス系の成果を情報関連機器でも

図版
セイコーエプソンが開設した「エプソンイノベーションセンター」。太陽熱利用装置、地熱を利用した室内への外気導入装置など、自然エネルギーを最大限に利用した環境対応型の建物である

 セイコーエプソンも目指すところは同じ。エプソンは2006年4月、異分野の技術や研究を融合する施策の一環として、長野県塩尻市の広丘事業所内に「エプソンイノベーションセンター」を開設した。イノベーションセンターは、プリンターやプロジェクターといった、エプソンの主力商品である情報関連機器の研究開発拠点である。

 建物は、研究開発棟の「イノベーションセンターA棟」(地上7階建て)と、応接スペースや会議室などを収めた「C-Cube」(地上5階建て)から成る。信州の山々を見渡すのどかな風景の中に、延べ床面積が約5万平方メートルというガラス張りのビルがそびえ立つ様は壮観だ。

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