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マツダを襲う一抹の不安

  • 武谷 匡城

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2006年10月17日(火)

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 米フォード・モーターは米ボーイング副社長のアラン・ムラーリー氏を社長兼最高経営責任者(CEO)に指名した。ビル・フォード会長はCEO職を辞し、会長職に専念する。

 高級乗用車部門ジャガー、主力のFシリーズ(ピックアップトラック)、さらにはSUV(多目的スポーツ車)の販売不振、原材料価格の高騰などフォードの経営はまさに内憂外患の状態だ。経営再建に向け、1月に「ウェイ・フォーワード」と銘打ったリストラ計画を打ち出し、2012年までに最大3万人の人員削減、14工場の閉鎖を掲げていた。

 フォードは9月中旬に新再建計画を発表したが、主に早期退職制度の拡大に焦点が当てられ、高級車ブランドや資産の売却、新製品開発などについての具体的な計画が盛り込まれていなかったことから、2009年までの黒字化は厳しい状況だと、ウォールストリートの証券アナリストたちを失望させた。

 筆者はムラーリー氏がCEOとしてフォードに着任した後、追加の再建計画発表があるのではないかと見ている。その時点でアストンマーチンなどのブランド売却も盛り込まれる可能性があると予測する。

フォードがマツダ株を放出するという噂

図版

 フォードが保有するマツダ株を売却する可能性はあるのか? 可能性は極めて低いと見るのが妥当であろう。なぜならば、フォードは小・中型車部門の車台開発領域ではかなりの部分をマツダに依存しているからだ。

 マツダ主体で開発したマツダ「アテンザ」の車台、C/Dプラットホームは、フォードのかつての主力車種「トーラス」の事実上の後継モデルである中型乗用車「フュージョン」のアンダーボディーを支えている。その他、満を持して投入される「エッジ」や「エスケープ」の次期モデルなど、フォードの小・中型SUVの車台は、マツダが開発したC/Dプラットホームを流用する計画だ。

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