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【第4回】IEEE規格の新サービス
導入目指す携帯電話事業者

背景にクアルコムへの対抗軸形成の狙いも

  • 稲川 哲浩

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2006年10月23日(月)

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 番号ポータビリティー(継続)制度の導入に備えてサービス強化を進めてきた携帯電話事業者だが、次世代インフラの構築に向けた主導権争いも既に始まっている。

 次世代方式の検討と言えば、従来はITU-R(国際電気通信連合無線通信部門)や国際業界団体「3GPP/3GPP2」による標準化に関係者は注力していた。しかし最近ではこれに加えて、IEEE(米国電気電子技術者協会)も移動通信規格の策定を手がけており、日本でもIEEEの規格を使うサービスを導入するための取り組みが進められている。

 具体的にはKDDIやNTTドコモ、ソフトバンクモバイルなど多くの携帯電話事業者が、2006年中にも2.5ギガヘルツ(GHz、ギガは10億)帯の周波数の割り当てを受けて、米インテルなどが推進する「IEEE802.16e」規格(通称:Mobile WiMAX)に対応するサービスを提供したいと考えている。

 これらの携帯電話事業者は、OFDMA(直交周波数分割多元接続)ベースの802.16e対応システムを使って無線ブロードバンドサービスを実現し、第3世代移動通信(3G)サービスを都市部などで補完する狙いである。

 これに対して米クアルコムは、自社で大半の知的所有権を持つCDMA(符号分割多元接続)を使う3G対応機器の市場が802.16e対応機器に浸食されることを恐れて、OFDMAとCDMAの関連技術を盛り込んだ802.20規格向けの自社方式をその対抗方式として提案している。

 こうした状況の中で、IEEEの会合などを舞台として、クアルコムとインテルを中心としたWiMAX推進派が激しい舌戦を繰り広げてきた。しかしIEEE規格に関して現時点では、クアルコムが802.16e推進派を相手に孤独な戦いを強いられている。

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