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「医療崩壊」から「医療再生」へ勤務医が声を上げる

【特集】2007年トレンド(1)「医療編」

2006年12月28日(木)

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 「医療崩壊」が医師たちの間で大きな話題となった2006年の医療界。2007年は、医療の崩壊を招いた原因を分析し、しかるべき対策が打たれる「医療再生」の始まりの年とならなければならない。どこから手を付けるべきか?

 「日本の医療はおかしな方向に進んでいるのではないか?」。多くの医師が漠然と感じていた異常感を、虎の門病院泌尿器科部長の小松秀樹氏は、2006年5月に上梓した自著の書名で明確な言葉にした。

 『医療崩壊』――。同書が呼び水となって、これまでいわばサイレント・マジョリティーだった勤務医たちはインターネットなどを通じ声を上げ始める。それが大きなうねりとなり、「医療崩壊」は今日の医療を取り巻く空気を的確に表すキーワードとして瞬く間に医療界に定着した。

勤務医の「立ち去り型サボタージュ」が増加

 「医療崩壊」が何かを一言で説明するのは難しいが、現象として最も分かりやすいのは、地域の基幹病院の勤務医の就労環境が異常に苛酷なため、医師が逃げ出し、地域医療が立ち行かなくなっている状態であろう。

 小松氏は、勤務医のこのような行動を「立ち去り型サボタージュ」と呼んだ。「立ち去り型サボタージュ」の増加は、近年の、中堅どころの医師の開業の急増で数字的にも裏付けられている。

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医師の新規開業数の年次推移(「日経メディカル」2007年1月号より)

 「医療崩壊」が国民に影響を及ぼしているのは言うまでもない。例えば、小児科、産婦人科など、特に就労環境が悲惨とされる診療科の医師は、その地域の基幹病院に一人もいないという市もある。その市の住民は、それらの科の高度医療を受けるには、周辺地域に行かねばならないのだ。

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