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「セカンドライフ」での広告って、意味あるの?

  • 須田 伸

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2007年3月20日(火)

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 今、インターネットでいちばんホットな話題といえば、やはりセカンドライフです。日本語版がまもなく公開予定という段階なのですが、このサービスに関してはネット業界以外の友人たちの間でも関心が高く、会話にもよくセカンドライフが登場します。

 そして決まって聞かれるのが「セカンドライフって、流行ると思う?」という質問です。

 私の回答は「セカンドライフはまさに今、流行ってる」です。
 もちろん、日本語版はこれからリリースですし、登録ユーザーは世界中のユーザーを合計してもようやく400万を超えたところです。でも、今がまさに流行中だと思うのです。

昨年秋から急増しているユーザー数

 2003年にリンデン・ラボ社がスタートさせたセカンドライフは、「ゲーム」でも「ソーシャルネットワーク」でもなく「3Dバーチャルワールド」であり、ゲームや映画のような、制作者サイドが仕掛けた「ゴールに向けての道筋」は存在しません。

 3Dの空間の中で、アバターという分身を操作しながら、買い物をしたり、移動をしたり、土地を売買したり、コミュニケーションしたり、ユーザーは目的を自分で決定して自由に行動します。

 ニュースサイトや新聞などでも紹介されることがだいぶ増えてきたので、実際にセカンドライフを自分で体験したことはなくても、その中がどんな様子か、キャプチャー画像等でなら見たことはある、という方も少なくないでしょう。

 登録ユーザー数も、2003年のサービス開始以降徐々に増え、2006年の10月に100万ユーザーを突破した後は、翌々月の12月に200万、年が明けて今年2007年1月に300万、2月に400万と、ここにきて増加のペースが一気に上がっています。

 登録ユーザーの急激な増加の理由には諸説あるようです。
 ひとつには、無料会員であればクレジットカードの情報を登録しなくても参加できるようになったこと。以前はそうではなく、ちょっと見てみようという人にとっての心理的ハードルになっていました。

 もっとも、ユーザー数が、急に増加しているとは言っても全世界累計で400万であり、ことに日本では実際にセカンドライフを体験したことがある人はまだまだ少なく、日常的に訪れて楽しんでいる人はさらに少数です。

たしかにライトユーザーには、壁がある

 セカンドライフは、なんでも自由にできる、無限に可能性がある、という一方で、片手間にちょっとのぞく、という行為にはあまり向いていません。

 まず、3Dの世界をスムーズに動き回ることは、使用するパソコンの性能がある程度高いものでないと難しいのが現状です。

 セカンドライフを満喫するためにパソコンを買い換えようという人も今後は増えていくと思いますが、大多数の人はそこまで踏み込めないで「セカンドライフおもしろそう。だけどこのためにパソコンを買い換えるほどではない」というのが現状だと思います。

 また「運営者側によって設定されたゴールがない」ということは、そこで何をして楽しむかは、自分で探すしかないわけです。初心者にしてみれば、通常のゲームのように、パズルを解いたり、敵を倒したり、宝物を発見したりするほうが、「まず何をするのか」が明確で、簡単に始められます。

 初期のセカンドライフは、「ここに、こんなショップをつくろう」「ここにこんな映像を流して人を集めよう」そんな運営者マインドを持った人にとっては、まさに可能性に満ち溢れた「約束の地」であっても、そこまでの熱意も時間もない普通のユーザーにとっては、何も楽しませてくれるアトラクションのない「不毛の大地」だったのです。

一般ユーザーよりも積極的に参入する企業

 そんなセカンドライフの中で、自分でつくるのではなく、人がつくったものを楽しみたいという人のためのコンテンツが徐々に充実してきています。そうしたコンテンツを提供している中でも現在話題の中心なのは、セカンドライフの外の世界、つまりリアルワールドにおけるブランド力のある会社の、セカンドライフへの進出、出店です。

コメント1件コメント/レビュー

セカンドライフ・・・企業が広告を出しても人が来るのは始めだけ。時間が経つとたいていはガラガラ。いつも人がいるのはギャンブルとアダルトなところだけ。と以前聞いたことがあるが、PCゲームですらハードルが高いと言われてるのに、セカンドライフをするのはインターネットを普通にたしなむ人にとってハードルは高いなんてもんじゃないでしょう。普及はしないだろうなぁ。(2007/03/20)

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セカンドライフ・・・企業が広告を出しても人が来るのは始めだけ。時間が経つとたいていはガラガラ。いつも人がいるのはギャンブルとアダルトなところだけ。と以前聞いたことがあるが、PCゲームですらハードルが高いと言われてるのに、セカンドライフをするのはインターネットを普通にたしなむ人にとってハードルは高いなんてもんじゃないでしょう。普及はしないだろうなぁ。(2007/03/20)

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