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【BRICs編2】BRICsの家電普及率比較

薄型テレビ需要は世帯数の多い中国に期待

2007年3月29日(木)

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 BRICsの家電製品の普及率は、国によって大きく異なる。一言でBRICsとまとめてしまうと市場を見誤る可能性がある。その国の経済状況、人口、生活習慣によって普及率や今後の成長が大きく異なる。

 特に生活習慣は重要だ。例えば、洗濯機はインドで普及率が極端に低い。インドのGDPが他の3カ国に比べて低いことも関係しているが、それ以上に生活習慣が大きく影響している。

 「インドでは、洗濯を職業とする人が家庭を回り、洗濯を請け負うので、家庭では洗濯機が必要ないのだ。しかし一方で、その習慣にとらわれない若い夫婦が増え始めている。西欧型の共働きで家事を分担する生活様式がそれで、この生活が浸透すれば、インドでも洗濯機の普及率が上がる可能性がある」(ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン アナリスト 梶上美和氏)。

 BRICs内で比較すると全体の傾向としては、総じてロシア、ブラジル、中国の家電普及率が高く、インドは他の3カ国に比べて普及率が低い。ロシア市場とブラジル市場で、今後販売台数が大幅に増えると期待できる家電製品は、パソコンとデジタル・スチル・カメラ(デジカメ)、薄型テレビくらいだろう。

 まだ日本に比べて普及率が低いため、富裕層の拡大に伴い販売台数が増えるからだ。携帯電話機や白物家電はある程度普及しているので、買い替え需要を狙うことになる。特にロシアは、今後人口が減ることが予想され、市場としての魅力が薄れていく。

 中国の家電製品の普及率はロシア、ブラジル並みだが、これを都市部と農村部に分けるとまた違った見方ができる。都市部の家電普及率は日本とそれほど違わないが、農村部の普及率はまだインド並みに低い。

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「【BRICs編2】BRICsの家電普及率比較」の著者

菊池 珠夫

菊池 珠夫(きくち・たまお)

日経BP CTI主任研究員

日経BPクリーンテック研究所が実施してきたスマートシティ・プロジェクトやスマートハウス・ビル調査に従事。韓国、米国、中国など幅広い地域のスマートシティの調査実績がある。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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